Tuesday, December 31, 2013

【短編小説】 facebook ゴースト




 あたしの名前は、飯根都和。 あら、読み方が分からない? 飯根都和と書いて、「いいね とわ」 と読むの。 お気に入りの名前なのよ。


===

 僕の名前は、東高久音。 あれ、読み方が分からないって? 東高久音と書いて、「とうこう くおん」 と読むんだ。 ちょっと珍しい名前かもしれないね。


===

 あたしの仕事を知りたい? 本当は言いたくないんだけど・・、いいわ、教えてあげる。 あたしの仕事はね、依頼主の代わりに facebook で 「いいね」 を押すことなの。 今現在、依頼主は一人しかいないんだけどね。

 その依頼主の彼から受けた仕事は、好きなアイドル達の投稿に 「いいね」 を押すこと。 簡単な仕事だって思ったかしら? 確かにそうかもしれないわね。 でもね、昔は多くのアイドルがいたから、「いいね」 を押すのもそれなりに大変だったのよ。

 ただ、今では、投稿を続けているアイドルはたったの一人。 時代は変わったわ。

 あれだけ人気を博していた facebook から人が離れて、もう何年が過ぎたのかしら。 外界との接触を断っている あたしには関係の無いことなんだけどね。

 依頼主からは、彼の好きなアイドル達が投稿している限り 「いいね」 を押し続けてくれと言われている。 だから、あたしは 「いいね」 を押す。

 この仕事が終わるのは、「いいね」 すべきアイドル達の投稿が無くなった時。 このペースだと、まだまだかかるかもしれない。 報酬は毎月オートマティックに振り込まれている。 あたしにとっては申し分の無い仕事よ。


===

 僕の仕事を知りたい? そうだね・・、別に教えても構わないよ。 僕の仕事はね、依頼主の代わりに facebook 上で投稿を行うことなんだ。 今現在、依頼主は一人しかいないんだけどね。

 その依頼主からは、誰かが 「いいね」 をしてくれている限り投稿を続けてくれと言われている。 挨拶や、日常的な事、ネットで拾ってきた写真なんかに適当なコメントを付けて投稿しているだけで構わないって。 もうどれくらい続けているかな。

 時代は変わったよね。 昔の facebook は、投稿すれば数百人が 「いいね」 を押してくれたよ。 依頼人はとても人気のあるアイドルなんだ。

 でも、今では 「いいね」 を押してくれるのは、たったの一人だ。 しかも、ずっと同じ人。 よほどのファンなんだろうね。 そういう状態が何年続いてるかな。 でもまあ、引き籠りの僕には関係のないこと。

 彼女からは、「いいね」 を押してくれる人が一人でもいる限り、ずっと投稿を続けてくれと言われている。 このペースだと、まだまだ続けないといけないだろうけど、彼女の代わりにファンサービスができる僕は幸せ者だよね。

 さてと・・


===

 今日も投稿があったわ。 「おはよう♥」 って、それだけだけど。

 はい、「いいね!」 っと。


===

 今日の投稿は 「おはよう♥」 だけでいいかな。

 あ、さっそく 「いいね」 が付いてる。


 そうそう、今日は大晦日だったんだ。 2052年12月31日。 そう言えば 「facebook 大晦日」 と呼ばれた日があったっけね。 確か・・ 2022年12月31日だ。 facebook から、ほぼ全てのアクティブ・ユーザーがいなくなったと報告された日だ。 「facebook の終焉」 とか言われて、ちょっとしたニュースになったよね。 とても寒い日だった。 あれからもう 30年が過ぎたのか。

 ・・という事は、今のこの仕事も30年以上続けているってことだ。 いつまで続くのかな。 きっと、この先もずっと続いていくんだろうね。 これは僕のライフワークだと思うんだ。

 報酬は無いけど、大好きなアイドルの為、そしてその投稿に 「いいね」 してくれる大切なファンの為に一生を捧げられる仕事を見つけた僕は幸せ者だよね。

 本当に本当に、僕は幸せ者だよね。



 (了)




Sunday, December 15, 2013

[Movie] After watching "Looper"



I've just finished watching the movie "Looper". I'm crying because of their love. The love is so great. And I found I'm so weak and stupid. I'm embarrasing myself. If I would be in such situation, could I do such a thing? Could I choose such a thing? He changed his life, even though the choice will not be better for him. And he changed the.....

I want to change my life.

I have wanted to changed my life.

I will change my life.

I will change our life together with Joan.

I love you.




Thursday, December 12, 2013

【短編小説】 幸せのお裾分け


国境の長いトンネルを抜けると


喜びと希望と飛躍と愛と幸福に溢れた2014年であった。


周りを見渡す。


僕ひとりではなかった。


長いトンネルの中は暗くて分からなかったけど、


そこには、


明るい2014年という出口に現れた


家族と仲間、


そして、たくさんの友人たちがいた。


(了)



Friday, November 29, 2013

[Memory] 恋に焦がれた青春時代とか・・色々




青春時代・・

恋に焦がれた青春時代。

友人たちと、はしゃいだ青春時代。

なんでもできそうな気がした青春時代。


今思うと、とても素敵な気持ちになれた素晴らしい時代だった。

胸がキュンキュンしたり、(あれって不思議だよね、恋をすると言葉の通りに胸とかお腹のあたりがキュンキュンするんだ)、胸が張り裂けそうになったり、(更にいくと、これまた本当に胸が張り裂けそうになるんだよね)。

狂おしいくらいに切なくて、ある意味とても辛い感覚ではあったけど、あの時の気持ちっていうのは、心から大事にしたいって思う。

だからさ、青春時代には、たくさん恋をして、たくさんもがいて、たくさん苦しんで、たくさん遊んで、たくさん笑って、たくさん馬鹿なことをして欲しいなって思うんだ。


あ。

若い人たちは思っているかもしれない。

「大人になったら(年を取ったら)、恋心とか無くなっちゃうんだろうか?」って。

僕が10代、20代の頃はそう思っていたよ。

恋心が無くなるのは嫌だなーって。


僕個人的に言うと、30代後半でも恋することはできる。

ある人は50代でも60代でも恋することができると言っていた。


なので、恋は多分いくつになってもできるんだ。

そして時には、落ちてしまう恋もある。


いや、そもそも恋とは落ちるものなのかもしれない。


恋に「落ちる」

"Fall" in love

日本語でも英語でも「落ちる」だ。

もしかしたら、Fall in love という英語が日本に入って来て、それがそのまま日本語訳されただけなのかもしれないけど。

どちらにしても、恋って突然やってくる気がする。

恋をしようと思ってもなかなかできないけど、恋なんかいらないって思っている時に限って恋をしてしまうものなんだ。

 「恋」 そして 「青春」



胸がキュンキュンするような、

会いたくて、会いたくて、

切ないような、

なんだかよく分からないけど、

淡くて、

青くて、

狂おしくて、

うまく言葉にできないけど、

そういう気持ちを持てたことって、

今考えると、とても素晴らしいことなんだって思う。




あ。

なんだか、前置きが長くなってしまった。

本当は前置きを5行くらいで終えて、あとは青春まっただなかに聴いた歌とか音楽とかを貼り付けようと思ってたんだ・・。

さてどうしよう。

まあ、ここから先は僕の個人的な超自己満足の世界なので、「読むのうぜー www」という方は、ここでクローズしてしまった方が良いのではないかと思われます。

でも最後まで読むと何か良いことがあるかもしれない。

何もないけど。


とりあえず、クローズボタンを置いておきます。

しかし、このクローズボタン、決して押してはいけない。

なぜなら、無限クローズの世界に入り込んでしまうからだ。

なぜなら、無限クローズの世界に入り込んでしまうからだ!

クローズすればするほど、クローズすべきものが増えていくという、逆説的な状態に陥ってしまう可能性があるからなのだ!!!




・・なにこれ。






まー、あれです。


いいんです。




厨二病をこじらせた大人はこうなります。


人生楽しまなきゃさ、もったいないじゃん。


とにかく、お気を付け下さいませ。



[クローズ] (押してはいけない)




さて。

気を取り直していこう。


まず最初の曲。

「ポケベルが鳴らなくて」



ポケベルを知らない人もいるんだろうな。

携帯電話はごく一部のビジネスマンとか超お金持ちくらいしか持っていなかった時代(もう20年くらい前だよね)、初めてできた彼女と一緒にポケベルを買いに行ったんだ。

青とピンク色のレパートリーがあったマンボーみたいな形のやつだった。

家の電話や公衆電話からリアルタイムでメッセージを送れるのが嬉しかった。

文字数の制限とかあったし(当時は12文字程度ではなかったかな。覚えてない)、絵文字も顔文字も無かったけど、寝る前に一言「おやすみ」とか送れるだけでも凄く嬉しかったんだぜ。

「おやすみ」だと、電話機のプッシュボタンで 15813371 って打ち込むんだ。

今では考えられないよね。

ポケベルに関しては、その彼女と別れた後にもいくつかドラマがあった。

どれも青くて切なくて、ほろ苦いドラマだ。

だからこの曲が好きなんだ。

僕もやっと歌とかを聴いて泣けるようになったみたいでさ。

以前では考えられないことだったけど。

この曲を聴くと、色々な思い出がよみがえってくるんだ。

あの時代に出会えたみんなに感謝。



さて、次の曲。


今、いろいろYouTube観ながら探してる。













あ。










こ、これは!!!!?




















(あるのかないのか分からない次回へ続く)






Tuesday, November 19, 2013

[Event Report] Lono @新宿FUNK TIME on Nov 15, 2013




DJブースに立つ。

まだ、お客さんはいない。

23時、新宿、歌舞伎町。

夜の喧噪。

様々な思いが交錯する。

すれ違う人の群れ。

男と女。

ギラギラしたネオン達。

ギラギラした欲望。

・・

眠らいない街・・か。



しかし・・










僕は眠い。





という事で、始まりましたー。

毎月第3金曜日開催の Psychedelic / Cyber /Epic Trance パーティー "Lono @FUNK TIME"。

Cyber TRANCE は、オープニング時間という事になっているので、基本的には23時からが僕の担当時間です。

パーティー開始早々は、お客さんがあまり入ってない事も多く、正直に言うと、DJ中に少しばかり寂しい気持ちになる事もありますが、それを見越しての事か(もしくは風邪の流行その他で休養を取っているDJ/スタッフが多かったということか)、今回は2時間もDJする時間をもらってしまいましたw

オーガナイザーの Rock君に感謝。

さて、2時間。

僕は基本的にガチガチのセットリスト(曲をかける順番とかを書いたリスト)は作らないのですが、いきあたりばったりすぎるのも嫌なので、「今回はこの曲かけようリスト」というものを作っていて、その中にDJをするセット時間の7割分くらいの曲を書いておくことが多いです。

・・2時間。

眠らない街、新宿。

まだ、お客さんもほとんど入ってないことだし、今回はそういうリストを無視して、自分の思うままに選曲しながらDJをしようと決めました。

お客さんは全然いなかったとしても、少なくともイベントと箱のスタッフは聴いてくれています。

DJって音楽を通じて「自分を表現する」ある種のアーティスト(芸術家)であるというのが僕の持論。

ですので、自分のDJを見てくれている人が数名いるというだけでも喜ばしい事だし、感謝しないといけない。

そう僕は思うんです。

そして、やるからにはプロ意識を持つ。

お客さんはお金を払ってイベントに来てくれているわけですもんね。

直前に来て、ただなんとなくDJをして、終わったらすぐ帰って・・とかだと、多分、次(もしくは将来)は無いと僕は思うんです。

もちろんスケジュールの関係でそうせざるを得ない人もいらっしゃるとは思います。

とか、なんとか言いながら、僕はイベント中に寝てしまう事が多いので、もう次は無いかもしれませんねー。

起きてる時は踊り狂ってるだけだしw

いつまで好きな事を続けられるかなんて分からないですし・・。

なので、今を大事にしないといけないなって思います。

未来を見据えた上での今を。


そんなこんなで、2時間、結構あっという間でした。

途中、犬が鳴いていてビックリしましたよ。

可愛らしいチワワのような犬がいました。

なんだか、ほっこりした (^―^)


僕のDJが終わって、次のDJ、けものみち君に交代。

Psychedelic Trance 。

お客さんも少しずつ増えてきた感じ。


こういう雰囲気の中で聴くサイケは良いですね。

お酒を飲んでボーっとしてきている頭が、更にグルグルしてくる。

不思議な感覚に包まれます。

妖しい感覚。

音楽って面白いなって思う。


そして次のDJに交代。


(すいません、名前が分かりませんでした)

同じくサイケ。

楽しいなー。


僕はサイケってあまりよくは聴かないのですが、このイベントでかかるサイケは良いなって思うし、それはひとえに、そのサイケを回すDJ達が素晴らしいんだろうなって思んです。

Lonoは良いパーティーだと思うし、FUNK TIMEも雰囲気やスタッフを含めて良い箱だと思います。

個人的に、イベント時間が長いのだけが玉に傷かなーとも思ったりはしますが、逆に言えば長い時間楽しめるという事なので、それはそれで良いのかも。



さて、次のDJに交代です。

あ、今確認したら写真撮っていませんでした m(_ _)m

茨城から来ているという、KENSHIROさん。

先ほども書きましたが風邪等でお休みのDJが数名いたため、KENSHIROさんは最終的に3時間くらいDJをしていました。

2時間半を過ぎたあたりからトイレに行きたくて相当辛かったらしいw

お疲れさまでしたー。



そんなこんなで、最後はオーガナイザーのRock君が、Epic Trance をかけて、本日のパーティー終了。

とても楽しいひと時でした。



最期になりましたが、僕の2時間分のDJ動画を載せておきます。

観る人がいるのかどうかは分かりませんが・・。

でもまあ、下から撮っているので、男性に上から見下されながら苛められてしまう凌辱的プレイが好きな人にはたまらない動画かもしれないですね。

・・な、わけないか。

とりあえず、見ない方が良いと思います。



 (その1)



 (その2)


イベントに来て下さった皆様、今回もありがとうございました。

またお会いしましょう!


PS.

僕のDJ中にお話した男性、名前は聞いていませんでしたが、

『クラブでトランスを聴くのが夢でした』

って、おしゃっていました。


僕は一人の男性の夢を叶える瞬間に立ち会えたんだなーって思って、とても素晴らしい気持ちになりました。

DJをやっていて、こんなに嬉しいことはありませんでした。





Saturday, November 16, 2013

[Message] とあるメッセージ - うつ病って治るの?

とある掲示板サイトの「うつ病って治るの?」というスレッドで、とある書き込みを見つけました。

共感できる部分がありましたので、参考までに載せておきます。


このメッセージにも書いてありますが、どうか希望を捨てないで下さい。




Thursday, November 14, 2013

[DJ Mix] Epilogue - End of Life and.. Beginning of Life [Trance Mix 018]

My new DJ Mix is available on beatport. It is my 18th DJ Mix, and the title is:

 "Epilogue - End of Life and.. Beginning of Life"

As you might know, I wrote a short novel few days ago. And this DJ Mix has a same title of the novel. I wanted people who read my novel to have any hope that the end of life is not the end of our soul, which means the technology for the brain science and the medical care would be progressed so much in 10 years and we could upload our mind/soul, which should be the transmission of electrical signals in our brain, onto any electrical world such as the Internet.

I can imagine this is not a novel or movie or something like that, but a reality in near future. I believe that the iPS cells, the brain science and the computer/internet technology can change the world in 10 years, at latest 15 or 20 years. I strongly want to say, we should have a hope which our future will be bright.

Well.. okay, here is my new DJ Mix. (Please be careful that the sound could start with big volume.)


http://mixes.beatport.com/mix/epilogue-end-of-life-and-beginning-of-life/114322

If you like this DJ Mix, please buy on beatport. Or please come to events which I will DJ. I want to make you have any hope, courage, dream/ambition and/or love and happiness as well as enjoyable memory.

Here is a track list on an album cover artwork for your reference.


Thank you.




Saturday, November 9, 2013

【短編小説】 エピローグ - 人生の終焉そして始まり




僕の人生はこれで終わる。とても素敵な人生だった。とても素敵な物語だった。あの長い苦しみの果てに一度は捨てた命。
今僕はこうしてここにいる。最高に素敵な家族と友人たちが集まってくれている。

僕の人生はこれで終わる。まるで映画のような人生だった。もしかしたら本当に映画だったのかもしれない。もしくは小説か。
いや、
夢・・・?
人生の終焉を迎えた時に気付くんだ。平凡な朝に目が覚めたことを。そしてぼんやりと考える。また今日も仕事か・・・って。
そうだよね。これは夢だよね。夢に決まっている。こんなエキサイティングな人生あるわけがない。
まあいいか。それならそれでもいいか。平凡な人生だって悪くはない。
普通に学校を卒業して、
普通に就職して、
普通に結婚して、
普通に子供を作って、
普通に働いて、
普通に趣味をして、
普通に年を取って、
普通に・・・、
普通に・・・、
普通に・・・、
くっそ。
普通に・・・ってなんだ?
今まで生きてきたのは本当に夢なのか?こんなリアルな夢があるのか?今まで生きてきた素晴らしい人生をただの夢で終わらせていいのか?
朝、目が覚めて、また始まる平凡な人生。生きるために仕事をするのではなく、仕事をするために生きる人生。
いつか現状を変えてやると思いながら、結局いつまでも現状が続いて何も変わらない人生。
大きな夢や野望を持っている。
いや、大きくなくたっていい。
ちょっとした望み。希望。
何かをしたい。
・・・そう。
本当は・・・。
・・・本当は??
本当は・・・。
・・・本当は??
本当はやりたいことがあるんだ・・・。
・・・そう。
でも・・・。
・・でも??
でも・・・。
・・・でも??
無理だよ・・・。
・・・無理だよ??
無理だよ・・・。
・・・どうして??
だって・・・。
・・・だって??
だって・・・。
・・・だって??
だって自分にはできるわけないから・・・。
・・・どうして??
無理に決まっているから・・・。
・・・どうして??
無理なんだ。自分にはできるわけないんだ・・・。
・・・どうして?どうしてやりもしないで決めつけるの?

何かをしたいのに何かしらの理由をつけて何もしない人生。
でも、人それぞれ考え方や価値感って違うんだよね。自分の考え方や価値観を押しつけるのは余計なお世話だし、それより何より、それって自分勝手だよね。
僕の人生は僕の人生。人の人生は人の人生。
そして僕は僕の人生に後悔はしていない。それは僕の誇りだ。それだけで充分ではないか。
今ならはっきりと断言できる。これは夢ではなかった。僕の人生はとても素晴らしい人生だった・・・と。

さて。そろそろあっちの世界に行く準備を始めないと。
それにしても良い時代になったものだ。
iPS細胞による再生医療が当たり前になり人間の寿命は飛躍的に伸びた。悪くなった部位を取り換えるだけでなく身体を若返らせることも可能になった。
もちろん倫理的な問題はまだいくつか残っている。しかしそれもじきに解決するだろう。
かと言ってiPS細胞は人類に永遠の命を与えるものではない。いつか肉体は滅び去る。
iPS細胞による医療と並行して脳科学の分野が大きな進化を遂げた。
脳内で起きている電気信号の受け渡し。神経伝達網の仕組み。精神活動の仕組み。心。そして、魂。
この10年ほどで実に色々なものが解明された。それは驚くと共に素晴らしい科学の成果だ。

さて、もう少しだ。
今日これから行われることは事前に手順を聞いているので怖くはない。
あと2時間ほどしたら医師が来る。そして、この施設に設置されているコンピューターと僕の脳とを接続する。
実に簡単なことだ。ベッドに横たわっているだけで良いのだから。あとはコンピューターと僕の脳内に埋め込まれているチップがうまくやってくれるのだろう。
脳内電気信号の受け渡し、つまりは僕の精神活動・・・以前は魂と呼ばれることもあった・・・のデータ転送は数分で終わるはずだ。

あっちの世界はどんな感じだろうか。
またみんなに会えると思うとワクワクする。
先に行ってしまった家族や親族、友達や仲間たち。またみんなに会えるのだ。

さて、あと2時間。
この輝かしい旅立ちの日に集まってくれた人たちと、この世界での想い出話に花を咲かせることにしよう。


(了)





Monday, October 28, 2013

[DJ] 次回出演イベント - Njoy @VIRUS Yokohama - 11/2 (Sat)




はいはーい、みなさん。

こんにちは。

次回DJ出演イベントのお知らせです。

11月2日(土)に横浜(最寄駅:関内)の VIRUS Yokohama で開催される、"Njoy" に出演します!

22時オープン。

ジャンルはオールミックスで、DJ毎に様々な音が聴けるらしいのだ!!

トランスやハウス、テクノ、サイケ等の四つ打ちミュージックだけでなく、R&Bやヒップホップ、レゲーなんかも聴けちゃうみたい。

そして、開催場所の VIRUS Yokohama は今年9月にできたばかり。

とても綺麗なクラブ/ディスコです。

エントランスに、もしかしたら VIRUS Yokohama の外人スタッフが陣取っているかもしれませんが、恐れずに話しかけてみましょう。

文法や単語、発音の間違いなんか気にしない。


勇気を出して、


今こそ、


さあ、


チャレンジ!!




ちなみに、彼は日本語ぺらぺらです。



イベントの詳細は上にあるフライヤーをご覧ください。


僕は前回の Njoy や Lono と同様に、Cyber TRANCE をメインにしながら、美しく壮大で感動的な Uplifting Trance を織り交ぜてプレイしていこうかなと考えています。

そういうジャンルが聴きたい方も、他のジャンルが聴きたい方も、オールミックスな Njoy なら大丈夫。


ご参考までに、下の動画は前回の Njoy での、DJ Rock (オーガナイザー)と Zero による B to B です。

(※ B to B: DJが交互に交代しながら曲をかけていくスタイル)

Epic Trance からの Cyber TRANCE ですね。

DJだけでなく、VJの、たじまさんや、Asterix! さんもかっこいいですよ。






ということで、11/2 (土)の Njoy は、みんなで楽しく踊り狂いましょう!

テーブルとかでおしゃべりするのも楽しいと思われ。


エントランスの外人スタッフに、勇気を出して、「テツ (シオヌマ)のゲストです」って日本語で言えば、ゲスト料金で入場できると思います。


楽しいことを探しているアナタ、

クラブ友達を作りたいアナタ、

出会いがないと嘆いているアナタ、

人生で成功をおさめたいアナタ、

楽しく人生を生きたいと考えているアナタ。


今回の Njoy が、その第一歩になるのかもしれません。



そう、アナタのお越しをお待ちしています!


上に戻るのが面倒だと思うので、再度、フライヤーを。



iFlyer の Njoy イベントページはこちら。



最後まで読んで下さって、ありがとうございます。

感謝。




[TRANCE] 恍惚 - トランス音楽そして、トランス状態




今回は僕が大好きな TRANCE (トランス音楽) について書こうと思う。

「Trance」 を英和辞書で調べると、「恍惚」 「陶酔」「夢うつつ」「茫然自失」「昏睡」「夢中」 などの言葉が出てくる。

その中で、僕がトランス音楽に一番良く当てはまると思っている言葉は 「陶酔」 と 「恍惚」 (こうこつ) である。(人それぞれ当てはまる言葉は違うのだろうと思うが・・)

トランスをまるまる1曲、最初から最後まで聴いたことがある人は少ないかもしれない。

トランスは基本的に一定速度で刻まれる力強いビートと、うねるようなベースで始まる。

そこに少しずつ色々な音が重なっていき、だんだんと音に厚みと広がりが加わっていく。

リズムだけだった音の上に徐々にメロディーが構成され、その段階的な重なりとうねりが聴く人に陶酔感や高揚感のようなものを与える。

もちろん、全ての曲がそういう風になっているわけではないが、ある程度の音が出揃ったあたりで、ビート(キックとも呼ばれるバスドラムの音)が消え、静かなパートを迎える。

「ブレイク」 だ。

徐々に音が加わって高揚感が増してきているところに、ブレイクと呼ばれる静かで美しいパートが入ることによって、開放感というか何というか、言葉にはできないような陶酔感や幸福感を得る事ができる。

それはまるで無重力の宇宙空間をさまよっているような感覚。

透き通るような感覚。

雲の上に浮かんでいるような感覚。

そして神が降りてきたような神々しい感覚だ。


そこからまた徐々に音が加わっていくと、感覚的には再度、高揚感が増していくような感じになる。

だんだんと身体が興奮していく感じ。


その状態が続くと、曲の盛り上がりが最高潮に達っするあたりで高揚感が恍惚感に変わる。

いわゆる頭の中が真っ白になって、何がなんだかわけが分からないんだけど、とにかく気持ち良い状態だ。

ランナーズハイとかと同じで脳内麻薬のドーパミンとかエンドルフィンとかが出ている状態になってるんだと思う。

「やばい」 という言葉を安易に使うのは好きではないが、あの感覚はやばい。


また、大きなイベントとかで周りに人がたくさんいるような状態だと、不思議な連帯感や一体感を感じることができる。

この一体感は恍惚感よりも素晴らしいものだと僕は思っている。

それは筆舌に尽くし難い感覚だ。

高揚や恍惚だけでなく、感動と幸福、その他の素晴らしい感覚が一緒になって襲ってくるような感覚。

それを会場にいるみんなで共有しているような感覚。

全ての人々が 「ひとつ」 になっている感覚。

「やばい」 を超えた 「やばさ」 がそこにはある。

ただ、いつもそういう感覚を得られるとは限らないので、(色々な条件が揃って初めて感じられるんだと思う)、あの感覚を一生に一度でも感じることができたなら、きっとそれはとても幸せなことなんだと思う。


トランスとは本来そういう音楽であると思っているし、そういった恍惚感や一体感を感じられるトランス音楽が僕は大好きだ。



ちなみに、下の動画は2年ほど前に ageHa (studio coast) で撮影したもの。

この動画では一体感までは伝わらないと思うけど、とにかく、大きなトランスイベントとはこんな感じ。

楽しくて、ワクワクして、感動的で幸せを感じて、誰とでも仲良くなれる。

そんな感じ。





ではまたイベント等でお会いしましょー。

最後までお読み頂いてありがとうございます!




Friday, October 18, 2013

[My Life] 偶然という名の必然 - 僕はいかにしてDJになったか (その1)




偶然という名の必然・・

そういうのってあるのだろうか。

今僕がこうしてDJをしいるのは数々の偶然が重なった結果だと思う。

英語を勉強し始めたことも、バンクバーに行ったことも色々な偶然の結果だ。

そしてそれらは全てリンクしている。

そう考えた時、果たして全てが偶然だったのだろうかと思えてくる。


偶然という名の必然・・

僕の人生のターニングポイントは、12、3年前のひとつの偶然に集約されるのではないだろうか。

それは本当に小さな偶然だった。


僕は、当時勤めていた会社で、広島県呉市にある、とある工場に転勤となり、そこから車で30分ほどの寮に住んでいた。

ある金曜日の夜のことだ。

共同浴場に入ったところ、それなりに仲の良い同僚が先に入っているのを見つけた。

他には誰もいなかった。

その同僚が浴槽内でこう僕に話しかけたのだ。

「実は英会話を習おうと思ってて、明日、呉市内の英会話スクールに体験入学の申し込みに行くつもりなんだ」

と。

その言葉を聞いた時、僕は何の気なしにこう答えた。

「英会話?面白そうだね。一緒に行きたいな」

って。

たったそれだけだ。

わずか数十秒の出来事。


それから数週間後、その同僚と僕の正式な英会話スクール通いが始まるわけなのであるが、もし、あの金曜日の夜、風呂に入る時間が5分でもずれていたらどうなっていただろうか。

僕は彼に風呂の中で会わなかったかもしれない。

もしそうなら、英会話スクールに通い始めることもなかったかもしれない。

英会話スクールに行かなければ、バンクーバーに行くこともなかったかもしれない。

英会話スクールに行かなければ、そしてバンクーバーに行かなければ、こうしてDJを始めることもなかったかもしれない。


過去の、もし~なら、を想像しても仕方ないけど、

あの10数年前の、あの日。

あの限られた時間に。

同僚と風呂で出くわしたこと。

あの数分間、いや数十秒の出来事。

それが今の僕を作ったのだと、


そう、僕は考えている。


英会話スクール(名前を明かせば、イーオン呉校だ)では数々のドラマがあった。

僕が東京に戻るきっかけを作ったのは、そこの日本人英語講師だった、とある女性だ。

僕は彼女を追いかけたのだ。

そして、外国人講師をしていた別の男性とは、驚くべきことに約10年の歳月を隔てて、これまた驚くべき場所で再会をすることになる。



バンクーバーだ。




そして僕が正式にDJデビューを果たしたのもバンクーバーである。



なぜ僕がバンクーバーに行くことを決めたのか。

それにもいくつかの偶然と物語があった。

必然と呼べそうな偶然。

そして物語。


10数年前に浴槽内で同僚と会話してから、英会話の勉強を経て、バンクーバーでのDJデビューを果たすまでの物語についても、いつかこのブログに書こうと思う。

読んでくれる人がいるかどうかは別として・・ね。


「真実は小説よりも奇なり」

人の人生は、それぞれがひとつの一大抒情詩だ。



そんな感じでDJライフをとことん楽しんでいる僕の (とはいっても今現在メインの仕事はエンジニアです)、次のDJ出演を告知させて頂ければと思います。

(そう、ここまでの文章は、この告知に辿りつかせるための導入部だったのだ)

Ψ(`▽´)Ψ


まー、あれです。


いいんです。


で、、、次のDJ出演イベントは、、、




、、今日。


2013年10月18日(金)の、

Lono @新宿 FUNK TIME

です。



23時開演。

Lono @新宿 FUNK TIME (iFlyer)


Lono は、基本、Psychedelic Trance のパーティーなのですが、最近は、Epic Trance や Cyber TRANCE 収録曲などのトランスもプレイされています。

僕は、その Cyber TRANCE を担当。

Cyber TRANCE そのままの曲、それからCD等には収録されていない別 Remix バージョンなんかも選定してかける予定です。

なおかつ、最近の綺麗で壮大でかっこよくて感動的な Uplifting Trance も織り交ぜたいと考えています。


エントランスで 「テツ (シオヌマ) のゲストです」 と言えば、ゲスト料金で入れます。

遊びに来てくれると嬉しいです。


そう、僕が待っているのは、あなた なのです。




Friday, October 4, 2013

[Report] PLANET pres. ELECTRO SHOCK 2nd Anniversary Fes. (高尾弁慶村)





時計を見る。

・・20時40分。

高尾駅まではあと5分くらいか。

ワイパーのスイッチを入れる。

フロントウィンドウにドット絵を描いていた雨粒が消え去り、ぼやけていた視界がクリアになる。

少し前から降り出した雨が気がかりだ。

かなり急な下り坂。

スピードがぐんぐん上がる。

加速度は一定。

ギヤを2速に落とす。

エンジン音と回転数が上がり速度が安定する。

大きな車を運転するのは久し振りだな。

とりあえず20分ほど運転して、感覚はある程度思い出してきたように感じる。


インド香のような不思議な香り。

サイケデリックな音楽。

この車に乗った人達はきっと、車内の妖しい雰囲気にテンションが高まることだろう。

こういう雰囲気は好きだ。

特に夜は。


このイベントに参加するのは今回が2回目だ。

前回は客として参加した。

とても感動的で、素敵なイベントだった。

今回はスタッフとして参加している。

素晴らしいイベントを作っているメンバーに混じって、一緒に何かを作り上げる喜び。

交代で送迎バスの運転手をしている僕にできることは小さいかもしれない。

でも、ひとりひとりの小さな力が集まれば、それはきっと大きな力になる。

その大きな力があれば、誰も考えつかないような大きな事でさえ成し遂げることができるのかもしれない。

その原動力のひとつを僕が担えることに喜びを感じている。


高尾駅が見えてきた。

雨はもう降っていない。

前回はいくつかの良い出会いがあった。

今回はどんな新しい人たちに出会えるのだろうか。

楽しみだな。


駅のロータリーに車を停め、周りを見渡す。

人はそれほど多くない。

車を降りて 「PLANET - ELECTRO SHOCK」 と書かれた紙を持ち、それらしき人を探す。

軽装な人やビジネスライクな人、ヒールを履いている女性とかは違うよな、と思いつつ・・

あ、いた。

それらしき女性が2名、駅入口の階段のところに座っている。

向こうも何となく気付いてるのだろうか。

停まっている車の方を見ているような・・。

「Planet のイベントに参加される方ですか?」 と声を掛ける。

「はい」 という明るい返事。

参加者と出会えたことに少しほっとする。

人との繋がりって、こういうところから生まれることもあるんだろうね。

今は知らない人同士でも、イベントが終わる頃には、これからも一緒に遊びに行けるような友達になっているかもしれない。

結果なんか分からないけどさ、こういうイベントで出会えた人たちというのは同じ趣味を持っているということなわけで・・、だからこういう繋がりは大事にしたいなって思う。


出発時間の21時までまだ少し時間があるので、先に車に乗っていてもらう。

次の到着電車を待つ。

21時ちょっと過ぎに到着の電車があるので、それも待つことにする。

結果的に、女性2名、男性2名の計4名をピックアップ。


時刻は21:10くらい。


さて、男女4名を乗せて弁慶村の会場へ向かって出発だ。

みんな出会ったばかりだというのに、なぜか既に打ち解けた雰囲気。

これから始まる楽しい時間が、みんなの気持ちを高めてくれているのだろう。

ワクワクする時間。

ちょっとした昂揚感。


会場に近付くにつれて道は暗く細くなる。

みんなのワクワク感は逆に大きくなる。

とても素敵な時間だなって思う。

会場付近の道は街灯もなく真っ暗で、車のヘッドライトだけが進むべき道を照らしてくれる。


車一台半分くらいの細く曲がりくねった道をさらに上へ上へと登っていく。

ひとりで来ていたら不安になるような真っ暗な道。

どこかで急に行き止まりになってしまうのではないかと思えるような細い道。

それでも先へ先へと進む。


ふと気付くと、暗闇の前方に明かるい光があることが分かる。

ドーンドーンという重低音も聞こえてくる。

みんなのテンションが一気に高まる。


今回はどんなドラマが待っているのだろうか。

どんな感動が待っているのだろうか。



イベントはまだまだ始まったばかりだ。



(了)














・・・って、いやーん。


これじゃ、レポートになってないじゃんね。

┐(´ー`)┌



まー、あれです。

いいんです。


今回撮影した写真はこちらで見ることができるので、それで雰囲気を感じて下さいませ。

Electro Shock 2nd Anniversary Fes. の写真たち


あとは動画。


 



これにて、レポート終了。



僕は途中までしかいれなかったので、それだけがとても心残り。

でも、このイベントに参加された方たちは、きっとみんな素晴らしい体験や経験ができたと信じています。

主催者の DJ Rinaneko、たくさんのスタッフや関係者たち、アーティストたち、そして会場で出会った全ての方々に感謝。

またみんなで楽しい時間を共有しましょう。

ありがとうございました。





Wednesday, September 25, 2013

[Report] agefarre (velfarre x ageHa Cyber TRANCE) 2013



I went clubbing to ageHa (studio coast) in Tokyo on September 22, 2013. An event name is "velfarre x ageHa Cyber TRANCE 2013". As you may know, the "Cyber TRANCE" is a legendary dance event which was held at "velfarre" in Roppongi, Tokyo on every Saturday until 2006.

An opening time of the "Cyber TRANCE 2013" was 11 pm, so I went to the ageHa (studio coast) around 10:30 pm to buy a ticket. I had been thinking there would be a line to buy tickets, but surprisingly, I found there was a quite long line reached around middle point of a bridge which is located between the studio coast and the Shinkiba-station. People who have an experience to go to the studio coast may know how long the line was. There were so many people to buy the tickets.

As a result, I was in the line for 2 hours until I could enter the studio coast. For 2 hours to enter a nighclub! If you are a clubber, you may understand how much popular the "Cyber TRANCE 2013" was!

When I entered an ARENA which is a main floor of the ageHa, I found there were many people already. And sound.. yeah, it was the Cyber TRANCE. I was really excited hearing the sound. I could see some friends there. I felt happy seeing them, who love the Trance and dancing very much, at that amazing event at the ageHa studio coast!

The time passed so quickly. Just only one time, I went drinking to a bar at an ISLAND which is one of sub floors of the ageHa. And for the remaining time, I feel I was dancing continuously without any rest except for several times of going to the restroom. I totally forgot the time going by.

This is a video which I took there. Although a sound of the video is cracked because it was taken by iPhone and near the speaker, I think you could feel the exciting atmosphere.





The main floor ARENA became the most exciting and dramatic in the early morning. Some people were impressed and crying around me. When I saw them who were crying, I reminded lots of good memories of the Cyber TRANCE at the velfarre almost 10 years ago and also was impressed so much and finally crying. Tears did not stop dropping from my eyes. How moved and impressed the Cyber TRANCE was! How awesome it was..

Following video was taken at the ending part of the event. Most people were remaining on the floor and dancing even though the morning has come. (* Sorry for hard-to-listening, this video's sound is also cracked..)




The Cyber TRANCE was the original point of my DJ life. I was able to make some nice clubber friends at the velfarre. I really loved the Cyber TRANCE and the velfarre, so probably its good memories got me moved and to cry.

I want to say thank you for the Cyber TRNACE, the velfarre and all the people who made this awesome party "Cyber TRANCE 2013" at the ageHa studio coast. I was really happy there.

Thank you.




Wednesday, September 18, 2013

[DJ] 感動するイベント、幸せを感じる瞬間、記憶に残る時間




この記事のタイトル、それが僕の目指すイベントかなって思うんだ。 


世の中に楽しいイベントや面白いイベントはたくさんあると思う。

でも、その数あるイベントの中に、

参加して良かった、

感動した、

来て良かった、

っていうイベントはどのくらいあるだろうか。


僕がDJをする時に心掛けている事。

それはもちろん来てくれた人に楽しんでもらうっていうのもあるけど、

それだけではなくて、


感動を与えたい、

幸せを感じて欲しい、


っていうのがある。


大それたことを言っているのかもしれない。

それに、今まで僕がDJをしてきて、それができてきたのかどうかは分からない。


でも、やるからには、遊びに来てくれた人々が感動してくれて、良い思い出としていつまでも心に残るような、そういうイベント作りをしたいって考えているんだ。





上の動画は自己満足で貼り付けただけなので、あえて観る必要もないとは思うんだけど、こういう一風変わった面白いイベントに参加できた事は僕の誇りでもある。


一緒にイベントをできる仲間や友達がいるという事は幸せな事だ。


これからも楽しくて感動的なイベントにはどんどん参加していくつもりだし、自らも作っていくつもり。

みんなと素敵な時間を共有したいんだ。




Sunday, September 15, 2013

[Vancouver] バンクーバー、深夜の記憶の欠片



バンクーバーはとても素敵な街だった。

ダウンタウン (※バンクーバーで一番発展しているエリア) を初めて歩いた時、まるで天国か未来の世界にいるように感じた。

素晴らしい音楽が溢れていた。

どこからともなく良い匂いがした。

タバコの匂いですら香ばしく感じた。

歩いている人々はみんな幸せそうな顔をしていた。

街中が喜びで溢れていた。


何か素晴らしい事が起きる予感がした。

素晴らしい人々に出会える予感がした。


これから始まる数週間のバンクーバー生活に胸躍った。


そこは、まるで天国か未来の都市のようだった。




YouTube でバンクーバーの Time Lapse を見つけた。




この動画を観ていたら、深夜のバンクーバー市内をぶらぶらと歩き回った日の事を思い出した。

静まり返ったバンクーバー市内を、当てもなく独り歩くのは、とても不思議な感覚だった。

言葉では言い表す事ができないような、とてもとても不思議な感覚だった。



僕はきっとまたバンクーバーに行く。

そこで生活を始めるかもしれない。

それくらい素敵な街だったんだ、バンクーバーは。




Thursday, September 12, 2013

[DJ] Blue Light - 青、そしてワクワクする気持ち




 人間って、本当にしたいと思っている事をする時や、本来の自分のあるべき姿に戻る時にワクワクした感じになるというのを何かで読んだ。

 僕が一番ワクワクするのは、海外旅行に行く時だと思う。ツアー旅行でも良いし、個人旅行でも良い。とにかく日本にいたら見ることができない様々な景色に出会えるのが嬉しくてしょうがない。その国その国で景色も違えば文化も違う。だからどの国に行っても新しい発見が山ほどあるし、時には驚くべき事に遭遇できたりもする。その土地土地に住む人々と触れ合える時もある。一瞬でも心を通わせる事ができたなら、それはとても素敵な気持ちになる。嬉しさとか幸せとか喜びとか、そういうのが混ざったような気持ち。良い事にせよ悪い事にせよ、そういった心に残るような素晴らしい経験ができる海外旅行に行く時ってとてもワクワクする。

 最近ワクワクしたのは何だろう。

 先月後半に参加した、とある映画のエキストラかな。都内の某クラブで行われたんだけど、初めての経験でとても楽しかった。もちろん当日の朝を迎えて集合場所に向かう時には緊張してドキドキした。でもワクワクする気持ちもあった。とても楽しいに違いないっていう確信めいたものもあった。実際、撮影が始まってみたら、見るもの行うもの全てが新鮮で、とにかくとても楽しかった。夜になって屋外で行ったゲリラ的な撮影なんかもう死にそうなくらい楽しかった。街行く人や外国人なんかがビックリした顔や不思議そうな顔をして写真を撮っていた。その写真を撮られるような一団の中に僕がいると感じれたことが本当に本当に嬉しかった。これからもエキストラには色々と参加しようと思うし、映画に携われるような事であれば今後も色々と挑戦しようって考えてる。

 僕はDJをしているので、ダンスイベントやパーティーに出演する時にもワクワクする。DJをしない時でも楽しそうなイベントに遊びに行く時にはワクワクする。クラブなどの屋内、野外レイヴなどの屋外に限らず、イベント/パーティー会場に近付いてくると(場所によるかもだけど)ドンドンって重低音が聞こえたりする。そのドンドンと大地を震わせるような音と振動を感じると「うわー」って感じになる。あのワクワク感はクラバーならきっとみんな知ってると思う。とにかく楽しい時間が始まる事を予想させてくれて楽しくて幸せでワクワクな気分になる。

 で、何が言いたいのかというと、最近こんな動画を作ったよってことなわけ。





 ワクワクとは関係ないんだけどさ、ビートとかリズムとかメロディーとかを感じるって素晴らしいなーって思うんだ。青く光る棒をフリフリしているだけの(きっと)大したことのない動画だけど、なんとなく自分で作って自分で気に入った動画。視聴するマシンによっては音ずれとかがあるかもしれない。もしそうなら、きっと訳のわからない動画だけど、そうでなければ、多分それなりに楽しんでもらえる動画ではないかなとも思うんだ。

 でもまー、あれです。自己満足です。





Friday, September 6, 2013

[DJ] How to mix Trance or other 4-beat-dance-music (for your reference)


There are many ways of mixing tracks in the field of the Trance, I think.  Probably they are ones of individuality of each DJs.  So please think as this is one sample of mixing way of a DJ, just my way, for your reference.  You do not need to copy this perfectly, but please arrange as you like with your free spirits.  Or of course you can do as your own style you found.

I am currently using a PCDJ "TRAKTOR" and a DJ controller "DDJ-ERGO".  I, however, think the mixing way described here would be similar way even if you are using other PCDJ devices, or not only in PCDJ style but also kind of CDJ styles. I also think same thing can be said for other music genre like House, Techno, Electro, Psychedelic, etc. as in a genre of 4-beat-dance-music, not only for Trance.

Okay, well.. this is my way of mixing Trance tracks.

An image below is a display of the TRAKTOR as you may know.  A track in left side just has started playing after being mixed with previous track.  As soon as mixing is finished from previous track, next track should be set in another side, the right side in this image.  This is because the next track needs to be checked and arranged by monitoring with headphone.



Firstly, the next track should be set 2 things.  One is match the BPM (Beat per minute) to the track now playing.  The other one is to set a CUE, which is a starting point of the next track when we tap the START button.



Once they are set, the next track need to be checked whether or not the beats match to the current playing track by headphone monitoring playing the next track for a while.  I think the easiest way to check the synchronization of both tracks is to hear the Kick (Bass drum) sounds.  If the beats are not matched, the BPM needs to be changed slightly or beat-grids, if needed, are also moved / arranged.




Of course you can use the "sync" function as well.  But please note the beat-grid created automatically by TRAKTOR is not perfect.  It is not so many but we sometimes need to move or arrange it.  Or just to play the next track with slight forward or backward position like an image below.  Please believe the sound you can hear with your ears, not a display you can see with your eyes.



Once the setting of the next track is finished, we can do anything we like until the current playing track comes close to the ending part.  It's up to you what you do. Looking for the next track, playing with effects, DJ performance, Sleeping...  Oops, sleeping may not be good, I think.

Next track is started once the current playing track comes close to the ending part, or any position you like is also okay.  Please choose the starting point according to your DJ style.



After final checking for the matching of the beats by monitoring, all the equalizers "LOW", "MID" and "HI" are set to the lowest position and the channel feeder is raised to the highest position.




Listening to both the sound you can hear in the floor / DJ booth and the sound you can hear in monitoring headphone, mixing is conducted by equalizing of "LOW", "MID" and "HI".




Please note the equalizing / mixing affects directly to the sound in the floor.  If the equalizing / mixing is done smoothly, the sound changes smoothly.  If the equalizing / mixing is rough, the sound in the floor changes roughly.  But the most important thing for mixing is the beat matching.  So I think it is okay that equalizing by only using the "LOW" for the first step if using all the LOW / MID / HI is difficult for you.  I also did so when I was a newcomer.

After finishing the equalizing, the channel feeder of the former playing track is downed to the lowest position.



The display of the TRAKTOR is like an image below.



Okay, finally, we did mixing from the track on left side to the track on right side.  Please choose the next track and set to the left side.

As I mentioned in the beginning part of this article, this mixing way is just my way, so it is just for your reference.  You can do as you like with your own DJ style.  Unique style could make unique mixing and unique sound.  It's up to you.

Enjoy DJing !!

[Oi] [iiii] [Oi]




Thursday, August 22, 2013

[Quiz] 1mしか弾が飛ばない銃 - A gun whose bullets can fly only 4 feet




ちょっとしたクイズを。

1m しか弾が飛ばない銃があったんだ。

でもこの銃は 10m 先の鳥を仕留める事ができたんだってさ。

なぜでしょう?


答えは、もう少し先に書くよん。



I have a little bit of a quiz.

There was a gun whose bullets can fly only 4 feet.

But this gun was able to hit a bird being 40 feet ahead.

Do you know why?


I will write an answer a little farther.














答えはね、

銃の長さが 9m あったのさ。

てへ。


常識を打ち破りましょ。



(このクイズは、とある本に載っていたものを使わせて頂きました)




Here is the answer,

A length of the gun was 36 feet.

Wow.


Let's break through the common sense.



(This quiz was from some book I have.)


Thanks.



Saturday, August 17, 2013

【小説】 バンクーバー留学物語 - 0003





[前回 0002 はこちら]


 リチャード、いったい君は・・

 君が話している言葉は・・・何語なんだ?



 いや、、英語なんだろうけど、、


 ・・ゴニョゴニョゴニョとしか聞こえないぜ。


 もちろん、リチャードは英語を話しているんだけどさ。早口なのか、あまり抑揚をつけないのか、こういのが普通のカナダの青年の話し方なのか、正直言って何を言っているのか分からない。きっと、母親のジェーンは、ゆっくり、そして分かりやすい単語を使って話してくれているんだろうなって思う。
 リチャードの友達のジョニーもリチャードと同じような喋り方だ。でもリチャードよりは聞き取りやすい気もする。
 このわずか3週間の留学で、彼らと普通に会話できるようになるのだろうか。少し不安だな。でも、明後日、月曜日から語学スクールに通い始める。スクールだけではない。ここはカナダだ。どこに行っても英語だ。24時間ずーと英語を使って暮らさないといけないわけだ。きっとそれは僕の英語力を鍛えてくれるはず。うん。きっとそうだ。とにかく、これからが楽しみなんだ。

 食事が終わる。リチャードやジョニーともとにかく話をしてみる。なんとなく通じているみたい。会話っていうのは文章や文法、発音なんかが完璧でなくても意外と通じるのかもしれない。表情、声の抑揚、そして身振り・・。そう。最悪、知っている単語を並べるだけでもそれなりに通じたりするんだよね。うん。まー、それは僕が日本で英会話スクールに通っていた時なんかに感じていたことなんだけども、それってきっと本当だ。

 リチャードとジョニーが、これから家の近くを案内してくれるって言ってる。
ちょっとブラブラして近くのバーにでも飲みにでもいかないかって。もちろん行くさ。初めて訪れた場所だもん。色々なところに行きたいよ。

 部屋に戻って外出する準備をする。雨はやんでいるみたいだった。もう外は真っ暗だし、だいぶ寒くなっているんだろうな。少し厚めのコートを着て行こう。

 リチャードとジョニーと一緒に外に出る。うわー、やっぱり寒い。

 家の正面は比較的大きな通りだ。と言っても、車がひっきりなしに走っているような道ではない。夜だからなのかもしれないけど、車は比較的まばら。1台も走っていない時間の方が多い感じ。この道沿いに色々なお店が並んでいる。雑貨屋もあればレストランもある。だいたいが2階建てくらいの建物だ。周りを見渡してみても、高いビルとかは見えない。多分、ここ、ウェストバンクーバーは郊外という言葉が似合う街なんだと思う。

 道の反対側に渡り、3人並んでぶらぶら歩く。綺麗な街並みだなって思う。

 リチャードが、もう暗いし、明日は日曜日なので、家から少し離れたところに行くのは明日にしようって言ってる。バンクーバー市内のメインエリア(ダウンタウンと呼ばれているらしい)にも連れて行ってくれるという。だから今日はバーに行くだけにしないかって。寒いし。
 うん、そうだね。それが良いと思う。
 明日が凄く楽しみだな。街中を彼らと一緒にこうして歩くだけで楽しいのだから、明日はもっと楽しい事だろう。

 バーに着いた。こじんまりとしているけど落ち着いた感じ。アイリッシュパブとかってこんな感じじゃなかったっけ?まー、そんな感じの落ち着いた感じ。心地良い空間。
 テーブルに座りメニューを見る。英語オンリーのメニュー。英語オンリーの店内。英語オンリーの街並み。英語オンリーの人々。あー、海外にいるなって実感できる。日本にいたら決して味わうことのできないこの感覚とこの気持ち。ワクワクというか高揚感というか、なんというか、とにかく幸せな気分。

 何を飲もうか。とりあえず、雰囲気が良いので・・カクテルとか頼んじゃおうっか。色々ある。何にしよう。迷うな。
 しばらくして店員がやって来る。ジョニーはビールを頼んでいる。リチャードはオレンジジュースか。飲めないのかな?飲まないのかな?僕は・・ キューバリブレにしよう。

 すぐにドリンクが運ばれて来た。
 みんなで乾杯する。あ、やっぱり「チアーズ」って言ってる。日本にいても、英会話スクールのパーティなんかでは、みんな「チアーズ」って言ってたけどさ、これは本場の「チアーズ」だよね。面白い。

 カクテルを飲む。あー、良いね。うん、良い。この瞬間、この時間。色々な事が頭をよぎる。
 今日はとても素敵な一日だった。明日は一体何が起こるのだろうか。目の前にいるふたりがバンクーバーで一番発展しているエリア(ダウンタウン)を案内してくれるという。楽しみだな。バンクーバーには他にも色々と面白いエリアがあるらしい。きっとこれから、そういう様々な場所に行ける事だろう。初めて訪れる場所。行ったことのない場所。知らない場所。これから知ることになる場所。

 バンクーバー。これから3週間過ごすことになる街は一体どんな街なのだろうか。
 バンクーバー。これからいったい何が待ち受けているのだろうか。
 きっと素晴らしい体験が待っていることだろう。素晴らしい人達に出会えることだろう。

 今夜はぐっすり眠れるかな。
 日本を出発する前に主治医と話して、薬を持っていかなくても良いってことになった。もう大丈夫だろうって。夜もちゃんと眠れているようだからって。
 先生には本当にお世話になった。その先生が別れ際に、子供のような目をして「留学、楽しんできてね」って言ってくれた。嬉しかったな。その言葉と気持ちに感謝。

 再び、色々な事が頭をよぎる。

 何が自分の状況を変えたのか・・。

 何が僕の今の現状を作ったのか・・。

 そのうち機会があったら話そうかな・・って思う。


 明日は朝から一日、バンクーバー市内観光だ・・。

 何が待ち受けているのか・・、どんな人達と出会えるのか・・。


 色々な事が・・ 頭をよぎる・・


 まだ・・ 酔ってはいないと・・ 思うけど・・


 あくびがでる。


 明日が・・ 楽しみだな・・


 まだ・・ 酔ってはいないと・・ 思うんだけど・・


 再び、あくびがでる。


 なんだか・・ 今夜はぐっすり眠れそうだ・・


(つづく)


物語は事実にもとづいていますが、登場人物名・団体名は仮称です




Thursday, August 15, 2013

[Game] たまにはゲームの話でも

今はほとんどゲームをしないんだけど(時々iPhone/iPadでリズム系のゲームをしたりはする)、以前は結構ゲームをしていた。
初めて買った(買ってもらった)ゲーム機は任天堂のファミリーコンピューターだった。
僕が小学生の頃で、両親と兄弟と共に岩手県の母方の田舎に帰省している時に、たまたまデパートか何かでそのゲーム機に出会ったんだ。
それまではゲームウォッチしか知らなかったのに、そのファミコンはテレビ画面でゲームができるのを知って凄く驚いたよ。
しかもソフトを代えれば色々なゲームができるという。

とても驚きだった。

体験プレーをしてみて、

-- 家族みんなの驚きがレベルアップした

ちなみに体験できたゲームはドンキーコングJr.だった。
とにかく驚きだったのを覚えている。
キャラクターがカクカクでなくて滑らかに動いている。
キャラクターの色もカラフルだ。
今思えば、キャラクターの動きは3個くらいの絵を使っているだけだし、色も1キャラクターにつき3色くらいしかなかったから、大したことないんだけど、それでも十分衝撃的だった。

-- 家族みんなの驚きがレベルアップした

とりあえず両親がファミコンを買ってくれることになった。
とても嬉しかったよ。

最初に買ったソフトは体験したのと同じドンキーコングJr. だった。



とにかく面白かった。

埼玉の実家に戻ってきて、更にマリオブラザーズを買ってもらった。



これまた最高に面白かった。
たくさん遊んだ。
ゲームウォッチにはない経験をたくさんできた。

-- 僕達は更にレベルアップした


同じころ、パソコンのゲームも色々と出始めていたのではないかと思う。
当時はパソコンではなくてマイコンって呼ばれていたような気もする。
USBはおろか、ブルーレイもDVDもレーザーディスクもCDもない。
初めて父が買ったパソコン(マイコン)には、フロッピーディスクのドライブが付いていたのかどうかすら分からない。
その前のコンピューターがどんな感じだったのかは分からない。
紙テープに穴が開いているものを使っていた時代もあるとか聞いたことがあるけど、どういうものなのか・・。

とにかく僕のうちに初めてパソコンが来た時には、ゲームはだいたいがカセットテープに入っていた。
フロッピーディスク版もあったのかもしれないけど、多分高かったんだろうなって思う。
知っている人は知っていると思うけど、カセットテープに入っているゲームって読み込むのに数十分かかるんだよね。
その間ずっとカセットテープデッキが「ウィーン、キー、ウィーウィーン、キーキー」とかうるさく鳴ってるんだ。結構面白かった。

今のコンピューター言語を音にしたら、やっぱり同じような音がするのだろうか。


まあ、パソコンゲームがそんな感じだったから、ファミコンは本当に衝撃的だったんだ。
技術の進歩はすごいなって思ったわけ。

-- 僕たちは更にレベルアップした

その後たくさんのファミコンゲームを買ってもらった。
お年玉で買ったゲームもあった。
ロードランナーとかゼビウスとかスペランカーとかバンゲリング・ベイとかが面白かった。
ポートピア連続殺人事件とかも凄かった。



衝撃だった。

ヤスーーーーっぅうっ!!!

-- 僕たちは更にレベルアップした

ドラゴンクエストが販売された時にまた衝撃を受けた。



ロールプレイングゲーム(RPG)に初めて出会ったのだ。
4文字の魔法の言葉で今の状態をセーブすることもできた。
音楽も映像もストーリーも素晴らしかった。

-- 僕たちは更にレベルアップした

まあ、そんな感じで、僕たちも技術もどんどん経験を積んで、次の段階にレベルアップしてきたんだよね。

それはまるで、今書いたロールプレイングゲームのようだなって思うよ。
先を目指す事によって経験を積む。それによってレベルが上がっていく。
レベルが上がれば更に先に進めるようになる。

ドラクエ以降のゲームもたくさんしたし、大好きなゲームもまだまだたくさんある。
そのうちまたこの続きを書くかもしれない。
でも、僕が一番刺激的で一番面白くて一番感動的なゲームだと思うのは、







人生だ。






ゲームと言っても、行き詰ったからリセットして最初からやり直す・・なんて事はできやしない。
だからテレビゲームみたいに生易しいものではない。
楽しい事も、辛い事も、嬉しい事も、悲しい事も、絶望的な事も、幸せな事も、実際に自分の身に起こっちゃう。

それは、一回きりの、

それぞれ違ったストーリーを持った、

自分自身が主人公の、

大冒険なんだと思う。