Wednesday, July 31, 2013

TRANCE the Worldwide (from Japan) - A Group in SoundCloud




I would like to introduce a group in SoundClould. A name of the group is..

TRANCE the Worldwide (from JAPAN)

This group was established in 2013 for the purpose to distribute the Trance music worldwide from Japan, which are produced/created, mixed and remixed by Japanese and/or foreign people who live in Japan. The number of the group member is 27 as of July 31, 2013. Of course you can join this group even though you are not Japanese nor living in Japan. But please make sure you need just one condition to join. It is...

To Love Music.

Here is the link to the TRANCE the Worldwide (from JAPAN).

https://soundcloud.com/groups/trance-the-worldwide-from-japan

Please join us. And you are welcome at anytime.

Thanks.



Tuesday, July 30, 2013

Essay [ 随想録 ] - 0002




今回も適当に書く。

ずばり。

『5 = 7』である。

わお。

もちろん、5は数字の5、7は数字の7 のことだよ。

意外と知られていない事実。

5 = 7

え?違うって?

そんなはずないって?

さあ、どうかな。


とりあえず 『5 = 7』 を証明してみようと思う。

何回か以前のブログやSNSでも紹介してるから知っている人もいるかもしれない。



まず、大前提として、


7 = 7


である。


証明問題なので数学っぽくいく。

中学生くらいで習った「証明」を思い出して。

7 = 7 を変形して


(5+2) = 7


両辺に、(7-5) を掛ける


(5+2)(7-5) = 7(7-5)


展開して、


35-25+14-10 = 49-35


ここまではよい?


左辺の14を右辺に移項する (*移項を忘れちゃった人は、両辺から14を引くと考えればよいかも)


35-25-10 = 49-35-14


で、この式は下記のようにも表せる


5(7-5-2) = 7(7-5-2)


両辺を (7-5-2) で割ると・・・


あら不思議、


5 = 7


w(゜o゜)w


特におかしなことはしていない。

不思議じゃない?


まあ、気付く人はすぐ気付く。

ちなみに僕は全く気付かなかった。
初めてこの証明を見た時に、「えええ!」ってなった記憶がある。
もう20年くらい前だ。


こういうのを面白いと思う人と、面白くないと思う人、割合的には半々くらいなのかな。

どうなんでしょ。


※注記

なぜこうなるのか分かったとしても、そのものズバリをコメント欄に書かないで頂けると嬉しいです。

種明かしをしたら面白くなくなってしまうと思うので。


どうしてもわからないけど、なぜこうなるのか知りたいという方はその旨お伝えください。

あなたの耳元で、こっそり囁きます。


ではまた。



Saturday, July 27, 2013

[短編小説] ドラえもん - もうひとつのラストストーリー - Another last story of Doraemon






「のび太君、今日は大事な話があるんだ」


「なんだい、ドラえもん。あらたまっちゃって」


「実は未来の世界に帰らないといけなくなったんだ」


「別にいいよ。何日くらい?」


「のび太君・・」


「こっちに帰って来るのはいつ?」


「のび太君、あのね・・」


「ん?」


「これはね、とても大事な話なんだ」


「ん?」


「つまり・・」


「つまり?」


「・・僕はもうこっちの世界には戻って来ない」


「え・・・・・・・・ ?」


「・・ごめん」


「あははは。またまたあ。ドラえもん、からかわないでよ。びっくりするじゃん。でも、そういう風に言うって事は少し長くなるんだね。ふーん。別にいいから、どれくらいの期間なのか正直に言ってよ」


「だから、ずっとだって。ずっと。・・もう戻って来ない」


「え・・?」


「だから、もう戻って来ない」


「あはははは。もう、ドラえもんったら、からかわないで欲しいなあ」


「・・本当なんだ」


「いやだなあ。もう。・・・・嘘でしょ?」


「嘘じゃない」


「嘘だよね?」


「嘘じゃないんだよ」


「もう、嫌だなあ。・・いい加減、嘘だって言わないと怒るよ」


「嘘じゃないんだって。本当なんだよ。のび太君」


「え・・?どうして?」


「本当なんだよ」


「どうして?どうして未来に帰らないといけないの?」


「仕方がないんだ」


「どうして?どうしてなの?」


「それは・・」


「だって、ドラえもんがいなかったら僕は生きていけないじゃん。ジャイアンやスネ夫にいじめられたらどうすれば良いの?」


「だから・・」


「なんで?突然いなくなるなんて、あまりにも無責任じゃん」


「仕方がないんだよ。未来の世界がそう決めたんだ。もう、のび太君には僕は必要ないって。未来の世界がそう決めたんだ。僕はその決定に従わないといけないんだ。これは仕方のないことなんだよ」


「そんな・・」


「君はもう僕がいなくても生きていける」


「そんなことないよ・・・」


「そうなんだよ。だから未来の世界は僕を帰すことを決めたんだよ」


「だって・・・」


「確かに君は泣き虫だし、いじめられたらすぐに僕に頼るところがある」


「・・・」


「でもね、君には誰かに負けたくないっていう気持ちがあるんだよ。逃げたくないっていう強い気持ちを持っているんだよ」


「そんなことないよ・・」


「そうなんだって」


「・・・」


「何度ジャイアン達にいじめられても、そのたびに立ち上がって立ち向っていく勇気を持っているじゃないか。決して諦めない強い心を持っているじゃないか」


「・・・」


「違う?」


「・・わからない」


「そうなんだよ」


「・・わからないよ」


「そうなんだって」


「・・そう ・・なのかな?」


「そうだよ。だから未来の世界は、もう僕は必要ないって判断したんだ」


「で、でも・・」


「もう。まったく煮え切らない性格だなあ」


「だって・・」


「とにかく僕は帰らないといけない」


「・・・」


「いいかい、のび太君」


「・・うん?」


「これから話すことをよく聞いて欲しいんだ」


「・・・」


「未来の世界から、最後に君に伝えてくれと言われている」


「・・うん」


「にわかには信じられない話かもしれない。でも、これは未来の世界ではいたって普通の話なんだ」


「・・・」


「驚かないで聞いて欲しい」


「・・・」


「この宇宙にはパラレルワールドというものが存在する」


「え・・?ちょ、ちょっと突然すぎない?それに・・なに?・・パラレル・・ワールド?」


「そう。パラレルワールド。並行世界って意味だよ。量子論の研究が進んだ未来では、その存在は当たり前のものになっている。難しい話になるけど、量子力学では・・」


「ちょ、ちょっと待ってよ、ドラえもん。りょうしなんたらなんて知らないよ。そんな話どうでもいいよ。ドラえもんが帰るのと何の関係もないじゃん」


「いや、実は関係している。それに分からなくてもいいから聞いていて欲しいんだ。なぜなら、この会話はいずれ誰かに観測されることになっているから」


「観測?ますます意味不明だよ・・」


「意味不明でも構わないんだ。これは量子力学を含めた量子論全体、そしてそこから派生したパラレルワールドに関わることなんだ」


「・・・」


「そしてそれは僕たちが存在したという証のためでもある。そのためにも話しておく必要があるんだ」


「ド・・ドラえもん?どうしたの?壊れちゃったの?」


「いや、僕はいたって普通だよ。とにかく聞いて欲しい」


「わ、わかった・・」


「僕たちがいるこの現代。量子力学の世界では、ものごとの状態を記述する波動関数は観測によって収束されると言われている」


「・・・?」


「簡単に言うと、観測しなければそのものがどういう状態にあるのか分からないってことなんだけど・・難しいかな?」


「・・・うん」


「別の言葉で言うと、誰かがあるものを見るまでは、それがいくつかの状態で同時に存在しているってことなんだ。簡単な例を挙げると・・・、シュレーディンガーの猫なんて言葉は・・・知らないよね?」


「シュレー・・ディンガーの・・ねこ?」


「うん。ある装置に猫が入っていて、その猫を観測するまでは、猫は生きた状態と死んだ状態のふたつの状態が同時にこの宇宙に存在しているってやつ。・・で、その猫を観測した時に初めて生きているのか死んでいるのかが決まるっていう・・」


「・・知らない」


「そうだよね。まあいいや。でね、シュレーディンガーの猫に限らず、量子力学における観測に関しては、ふたつの解釈があると言われているんだ。一般的な解釈と多世界解釈ってやつなんだけど・・」


「ドラえもん!ちんぷんかんぶんだよ・・。何を話しているのかさっぱりだよ・・。」


「うーん、仕方ないなあ。途中だけど話が長くなりそうだからこのあたりでやめておいたほうが良いのかな・・」


「うん、もういい」


「わかった。もしこういう話に興味があって、もっと詳しい内容を知りたいという方がいましたら、"量子力学" や "シュレーディンガーの猫"、"多世界解釈" とかで検索してみて下さいね」


「検索?何を言っているの?ドラえもん。誰に言ってるの?」


「あ、ごめん。忘れて」


「??」


「・・で、さっき出てきた量子力学の観測に関する多世界解釈によるとね、この宇宙は並行していくつもの世界が枝分かれ的に存在しているってことになるんだ。しかもそれは時間と共にどんどん増加している」


「んんん・・」


「つまり・・何が言いたいかと言うと・・・、僕たちは今こうして生きているじゃない?」


「うん」


「でも、ある宇宙では僕たちは実際には存在していないことになっているんだ」


「え?・・で、でも、僕らはこうしてちゃんと存在しているじゃん」


「だから、別の宇宙、パラレルワールドでの話だよ。そこでは僕らはアニメのキャラクターとして生きている」


「ア、アニメ?ちょっと唐突すぎない?何を言い出すかと思ったら・・」


「まあ聞いて。それは、ただ単に誰かが僕らを頭の中で創造しただけなのかもしれない。もしくは、その世界でも僕らは実際に生きていて、その実話をもとにアニメが制作されたのかもしれない」


「なんだか良くわからないよ。それになんでそんな別の世界の事がわかるわけ?」


「未来の世界ではある種のパラレルワールドを観測できるようになっているんだ」


「ふーん。そうなの。それはすごいや。うん、すごいすごい」


「なんかそっけないね」


「だって面白くないんだもん。意味不明なんだもん。さすがにもうどうでもいいんだもん」


「とにかく聞いて。・・で、そのアニメの中でも僕は未来の世界に帰ることになっているんだ」


「ふーん」


「でもね、その後みんながどうなったのかは誰もわからないんだ。その後の話は公式には制作されていないからね」


「なんか微妙・・。気になるけど・・別の世界での話でしょ?だから何なのって感じ」


「まあ確かに・・あくまでもパラレルワールドでの話だからね。ただ、面白いことに、その世界では僕たちの最終回、つまり僕たちがどうなったのかについて、いくつか別の話や解釈があるんだよ」


「ふーん、そうなんだ」


「例えば、のび太君、実は君は植物人間状態で入院しているって話がある。全ての物語が実は君の夢だったっていう話」


「こ、怖いよ・・」


「うん、怖い。それにあまり良い結末ではないよね。衝撃的ではあるけど」


「そうだね」


「それから、僕のバッテリーが切れてしまって動かなくなるという話もある。本来ならバッテリー交換するだけで良いんだけど、耳がなくなってしまっている僕は記憶のバックアップができないんだ。だから仮にバッテリー交換をして動けるようになっても、のび太君と過ごした期間の記憶が全て消えてしまう。僕の記憶がリセットされてしまうというわけ」


「そんな・・。僕と過ごした大切な時間の記憶がドラえもんから消えちゃうなんて嫌だよ」


「そう。その世界でも、のび太君は途方に暮れる。嘆き悲しむ。でも、きっと記憶を消さずに僕を復活させる方法があるはずだと信じてそこから猛勉強を始めるんだ。そして、一流大学を卒業し、優秀な科学者になる。僕の構造を分析し研究して、ついに僕を元通りの状態で、記憶を消さずに昔と同じ状態で復活させることに成功する」


「おお」


「僕を未来の世界で設計したのは他でもない、君だったんだ。大切な想い出を守りたいと願う、のび太君、君だったんだ・・という感動的な話だよ」


「ぼ・・僕がドラえもんを?うーん、それは凄いけど別の世界での話なんだよね?・・実際はどうなの?ドラえもんを設計したのは誰なの?」


「それは最高機密情報のひとつになっているんだ。だから僕も知らない」


「・・・そうかあ。でも・・もしかしたら、ドラえもんは未来ではなくて、その・・パラレルワールド?・・っていうところから来ていたりするのかもね」


「どきっ」


「え?」


「い、いや、なんでもない。何も言ってない」


「そう?・・まあいいや」


「・・ただね。ひとつ覚えておいて欲しいのは・・」


「うん」


「さっきも言ったように、僕たちの世界は無数に存在しているから、僕たちの最終回について色々な話や解釈があるのはいたって普通のことだってこと。誰かが観測している限り、すべてが正解であり、すべてが本当の話なんだってこと」


「・・うん、よくわからないけど、一応そういうことにしておく」


「ありがとう。今は理解できなくても、いずれ理解できるようになると思うよ」


「そうかな」


「うん」


「・・・」


「実際、今この瞬間も僕たちは誰かに観測されているから・・」


「・・・?」


「誰かがこの瞬間を見ているはずなんだ。いや、読んでいるのかもしれない」


「・・・え?」


「あ、もうこんな時間だ。そろそろ行かないと」


「え?もう行くの?早すぎるよ。やっぱりちょっと突然すぎるよ」


「僕だって戻りたくない。でも仕方ないんだ。どうしようもないんだよ」


「だって、だって・・。ドラえもんがいなくなったら僕は生きていけないんだもん!」


「だから、さっきも言ったじゃないか。もう一度言おうか?」


「・・・」


「確かに君は泣き虫だし、いじめられたらすぐに僕に頼る。でもね、のび太君には誰にも負けたくないっていう気持ちがある。逃げたくないっていう強い気持ちを持っている。何度何度ジャイアン達にいじめられても、そのたびに立ち向かっていける。のび太君は前に進める勇気を持っているんだよ。諦めない強い心を持っているんだよ」


「で、でも、それは・・、そのためにはドラえもんの道具がいるんだよ。僕にはどうしても道具が必要なんだよ。それが僕の心の支えなんだよ。道具があるから僕は勇気を持てたんだよ!立ち向かって行けたんだよ!」


「だったら、これからは道具以外の何かを心の支えとすればいいじゃないか。道具以外で勇気を持てるものを持てばいいじゃないか」


「そんなの絶対にないよ!」


「何を言っているんだ、のび太君。絶対なんてものはないさ。それに大切なものを忘れていないかい?」


「え?」


「君はなぜかジャイアンやスネ夫、他の人たちからいじめられる。それは彼らが君のことを認めていないからだ。ナメなれているんだ。君をダメなやつだと思っているからだよ」


「・・・」


「でも、いつでも君のことを認めてくれる、そして優しくしてくれる友達がいるじゃないか」


「え?」


「わからないのかい?」


「・・・」


「目をつぶって思い浮かぶ人はいない?」


「・・・」


「よく考えて」


「・・・」


「ほら」


「・・・」


「・・・」


「・・・し、しずかちゃん?」


「そうだよ。まったくもう。君はしずかちゃんが好きなんだろう?いつかは一緒になりたいと思っているんだろう?」


「そ、そうだけど・・」


「だったら、しずかちゃんをがっかりさせないようにしなきゃ。好きな女の子と一緒になりたいのなら、その子を守れる強さを持たないといけないんだよ。大人になったら色々な責任もかかってくる。逃げ出したくなる時もある。でもそのたびに逃げてばっかりだったり、誰かに頼ってばっかりしているようだったら女の子はついてこないよ。ましてや、一緒になりたいなんて思わないよ」


「・・・」


「いいかい。負けそうになったら、好きな人、愛する人のことを考えるんだ。しずかちゃんの優しさ、しずかちゃんの笑顔を思い出すんだ。彼女は君のことを認めてくれている。それはどういうことかを考えるんだ。いいかい。しずかちゃんの気持ちに応えるんだ」


「・・・」


「しずかちゃんを想う気持ち。それはきっと僕の道具よりも大きなパワーを持つはずだよ」


「・・・」


「どうか勇気を持って。くじけそうになったら、僕ではなく、しずかちゃんのことを考えるんだ」


「・・・」


「彼女の笑顔を思い出すんだ」


「・・・」


「・・もう、のび太君!!!」


「・・・」


「・・しずかちゃんの笑顔を見たくはないの?」


「・・それは・・見たいけど・・」


「だったら!」


「・・わ、わかった」


「そう」


「うん・・わかった。わかったよ、ドラえもん」


「そう。君ならやれる。大丈夫だよ」


「ありがとう、ドラえもん。なんだか少し勇気が湧いてきたよ」


「良かった」


「・・ありがとう、ドラえもん」


「うん。・・じゃあ、僕は行くよ。またどこかで会えるといいけど・・、きっとこれが最後だと思う」


「大丈夫だよ。ドラえもん。僕はドラえもんがいなくても頑張れる。困難に立ち向かっていける。約束する。僕は強くなる。男になる。だから安心して欲しい」


「最後にその言葉を聞けて嬉しいよ、のび太君。今までありがとう。この世界に来て本当に良かった。のび太君に会えて本当に良かった」


「僕もだよ。僕もドラえもんに会えて本当に良かった。・・ドラえもんが来てからの日々は本当に・・本当に楽しかった・・」


「うん」


「色々な出来事が・・あったよね。映画のような冒険に出たことも・・あったよね」


「うん」


「うっ・・」


「のび太君・・」


「ドラえもんと過ごした・・その全てが良い想い出だよ。ドラえもんとの想い出は絶対に忘れない・・。絶対に。だから・・、だから・・ドラえもんも・・、うっ」


「な、泣くなよ、のび太君。僕まで涙が出てくるじゃないか・・」


「また・・、また会えるよね?どこかで・・きっとまた・・会えるよね?」


「・・・」


「また一緒に楽しい時間を・・・、また一緒に・・楽しい時間を過ごせるよね?」


「・・・」


「必ずまた・・会えるよね?」


「・・・」


「ドラえもんと・・過ごした時間は・・まるで、夢のようだったから・・」


「・・・」


「いやだよ。本当は・・ドラえもんと別れるなんて・・いやなんだよ」


「・・・」


「いやだよ!」


「ごめん、のび太君・・」


「いやなんだよ!!!」


「ごめん、のび太君。・・でも、もう行かなきゃいけない」


「ドラえもん・・、どうして・・」


「仕方がないんだ。それにもう迎えが来ているみたいだから」


「・・・ドラえもん」


「さようなら。のび太君。そして今までありがとう」


「・・・ドラえもん」


「これで・・本当に最後だ」


「・・・」


「のび太君・・、大丈夫だよ。君の人生は必ずや素晴らしいものになる」


「・・・」


「大丈夫だから」


「・・うん」


「ありがとう、のび太君」


「わかった。・・ドラえもんも、ずっと元気でいてね」


「うん」


「さようなら・・、ドラえもん。そして・・本当に・・本当にありがとう」






・・・・










あれから何年が過ぎたのだろうか。


その後ドラえもんが僕の前に現れることはなかった。






今、僕はとある結婚式場のチャペルの前に立っている。


隣には今日一緒に結婚式を挙げる最愛の彼女がいる。






あれから色々なドラマがあった。


辛い事もたくさんあった。


悲しい事もたくさんあった。


でも今、僕は最高に幸せを感じている。


言葉にはできないくらい大きな幸せ。


広くて包みこまれるような幸せ。






今でも時々思う。


ドラえもんは元気にしているのだろうか・・と。


そんなことを考えても仕方がないのだろうな・・とは思うけど。










ふと、チャペルの裏側にある大きな植木に目が留まった。






今、そこで何かが動いたような気がした。






・・驚いた。






なぜなら、それは、青くて、どことなく丸みを帯びた形をしていたからだ。










まるで・・










困惑する。










でも・・・










・・まさかね。










疲れているのかもしれない。










・・多分そうだ。










疲れているんだ。










彼女の顔を見たくなって顔を横に向ける。










同時に彼女も僕の方に顔を向けたようだった。










目と目が合う。










彼女のその目の中にも、


















僕と同じように驚きと困惑の色が浮かんでいた・・























(了)





Thursday, July 25, 2013

Essay [随想録] - 0001




適当に書こうと思う。

どんな内容になるのか。
自分でも楽しみだ。


パラドックス。

面白いなって思ったやつの中に、「囚人のジレンマ」なんてのがある。
囚人が死刑になってしまう話なので、ちょっぴり不謹慎。
なので戦時中の訓練に話を置き換えたバージョンもある。
他にもバージョンがあるのかもしれない。

内容はこんな感じ。
うる覚えなので間違っていたらご勘弁だお。

「~だお」って何語だったっけ。
かわいい言葉だなって思う。
しょこたん語か。

最近よく見かける「~たん」もかわいいね。
つらたん。おこたん。うれたん。しょこたん。

さて。
話を戻す。

囚人のジレンマ。
こんな話だ。
うる覚えなので間違ってたらご勘弁だお。

デジャブった。
いや・・、こういうのを思考のループって言うのかも?

思考がループして先に進めなくなったら怖いね。
別の事を考えようとしているのに、気付いたらさっきと同じことを考えてる。
うん、怖い。

逆に、ある事を考えようとしているのに、気付いたら全く別のことを考えてる・・ってのも怖いよね。
ふと気付くと、さっきまで考えていたはずの事柄とは脈略の無い全く別の事を考えてる。
思考は途切れてない・・はず。でもどこかで内容が入れ換わった。
それがどこなのか全然分からない。
「あれ?」って思う。

そういうのが何度もあったらさすがに、いずれは自分を見失うんじゃないかって思っちゃうよね。
まともな思考ができなくなって、待っているのは混沌とした思考の世界。
それって多分、精神的な問題で、身体は健康だから死ぬまでずーっとその混沌とした思考の闇の中で生きていくことになる。

そこに自我は存在するのか。
自分はどうなってしまうのか。

生きている状態での自我の消失。
それは想像を絶する恐怖。

・・また話が横道に逸れたね。

で、囚人のジレンマ。

ある刑務所に死刑判決が出た一人の囚人がいたんだって。
その囚人に刑務官が言ったんだ。
「来週、月曜日から金曜日の間のいづれかの日にお前の死刑を執行する。それがいつなのかはお前には分からない。」
それを聞いて囚人は怖くなった。とうとう俺は死ぬのかって。怖くて怖くてしょうがなかった。
色々な事を考えた。

で、ふと思った。
待てよ・・。

まず、死刑は月曜日から金曜日の間のいずれかの日に施行されると言っていた。
でも施行される日は予測できないという。
って事は、金曜日はあり得ないのではないか。
なぜなら、木曜日までに死刑が執行されなければ、金曜日に執行されると分かってしまうからだ。

そうか、って事は俺は長くても木曜日までに死んでしまうわけだ。
生きていられる可能性のある日が1日減ってしまったな。

待てよ・・。
木曜日に死刑が執行されることもあり得ないのではないか?
なぜなら、もし水曜日までに執行されなかったら、金曜日はあり得ないのだから、木曜日に執行されるってことが予測できてしまうからだ。

ああ、また1日減ってしまった。
待て!
ってことは、同じように水曜日に執行されることもあり得ないではないか。
もし火曜日までに施行されなかったら、金曜日と木曜日はあり得ないのだから、残された水曜日に執行されるってことが分かってしまうのだから。

同じように火曜日に執行されることもない。
月曜日に執行されなかったら、金曜日、木曜日、水曜日のいずれもあり得ない以上、火曜日に執行せざるを得ないことが予測できてしまうから。

ってことは月曜日に執行するしかない。
でも、月曜日に執行するしかないってことが分かっているのだから、この日に執行されることもないわけだ!

やったぞ!!結局は俺の死刑は執行できないんだ!!!

囚人は歓喜した。

(o^-')b  いぇーい!

でも結局、死刑は水曜日だか木曜日だか、、忘れちゃったけど、とにかく執行された。
その日の朝に、突然「今日、死刑を執行する」って言われたらしい。
もちろん死刑執行がその日に行われることを囚人が予測することはできなかった。

・・みたいな、話。

興味深いパラドックスだと思う。

なぜこういうことが起きたのか。不思議だね。
考えてみると面白いかもね。

多分、思考がループする。

ではまた。




Wednesday, July 17, 2013

【小説】 バンクーバー留学物語 - 0002




[前回 0001 はこちら]


 ドアが開き、ひとりの女性が現れた。年齢は50前後かな。ショートカットで少しぽっちゃりしているけど、太っているほどではない。茶色い髪色で丸顔。事前に資料をもらっていたので、これからお世話になるホストファミリーのジェーンだとすぐに分かった。

 確か、ジェーンには子供が2人いるって書いてあったな。ファーストフードで働いている長女、エミリーと、大学生で長男のリチャードだ。ご主人はいない。離婚したのか死別したのか、もしくは他の理由があるのか・・。

 簡単に挨拶をすませる。ジェーンが僕に家の中に入るように言った。玄関のドアを通り抜けて家の中に入る。初めて入るホストファミリーの家。静かだ。他には誰もいないのかな。なんとも言えない。ホームステイってどんな感じなんだろう。娘さんと恋に落ちちゃったりとか?・・いや、まあ、それは無いか。それに僕には気になっている人がいる。とにかく、これからお世話になる家。楽しみだ。

 ジェーンはまず僕のために用意してくれた部屋に案内してくれた。中に入ると6畳くらいの部屋で、ベッドとタンス、それから机が置いてあるのが見える。「荷物を置いたら、キッチンルームに来て」と言い残しジェーンは去って行ってしまった。とりあえず机のすぐ横にスーツケースを置く。ロックを外し、ふたを開け、中からお土産を取り出す。成田空港の中にあるスターバックスで購入した日本っぽい柄のタンブラーだ。喜んでくれるかな。

 ふと、机の上の方の壁に紙が貼ってあるのが目に留まった。手書きで「Welcome, Tetsu!」と書いてある。こういうさりげない演出って好きだな。なんだか嬉しい。

 さて、キッチンルームに行ってみよう。場所は分かる。さほど大きな家ではないし、玄関からこの部屋に来る途中に横に見えたから。

 部屋を出て右手に進む。廊下の突き当りを左に曲がるとリビングルームがある。その先がキッチンルームだ。

 キッチンルームに着くとジェーンが待っていた。テーブルの上にスープが用意してある。白っぽいスープ。なんだろう。クラムチャウダースープか何かかな?「飲んで」と言われたので飲んでみる。うん、温かくて美味しい。やっぱりクラムチャウダーだ。ホタテの良い香り。外が寒かっただけに、身体がポカポカしてくるのを感じる。ほんとに美味しい。

 聞くところによると、普段はジェーンがすべての食事を作っているとのこと。でも今日は息子のリチャードが夕食を買いに行っているらしい。もう少ししたら帰って来るのではないかって。

 外がだんだん暗くなってきた。雨は降っているのか降っていないのか分からない感じ。

 リチャードを待っている間に、ジェーンが家の中を簡単に案内してくれた。
 この家は少し構造が変わっているなと思う。まず、玄関が2階にある。1階はお店か何かみたいだったから、多分この家は借家なんだと思う。そして玄関の他に家の出入り口がもうひとつ。キッチンルームにあるドアから外に出ることができるテラスだ。このテラスには階段があって、それを降りると外に出ることができる。テラスには屋根付きの東屋みたいなのがあって、テーブルと椅子が置いてある。灰皿が置いてあるので、家族の誰かがタバコを吸うのかもしれない。
 僕の隣の部屋が長男リチャードの部屋。そしてその隣が長女エミリーの部屋とのこと。ジェーンの部屋はキッチンの近くにある。バスルームは僕の部屋の比較的近くにある。

 そうこうしているうちにリチャードが帰ってきた。大きな袋を2個持っている。少しやせ気味だけど、はっきりした顔付きでモテそうな感じ。グッチの帽子をかぶってるのがちょっぴりキザっぽいなあ。かといって、生意気そうとかそういうのではない。・・ん?もうひとりいるぞ。姉のエミリーではない。男性だ。リチャードと同じくらいの年齢の男の人。友達かな?眼鏡をかけていて背はリチャードよりも高い。利発そうでインテリっぽいイメージ。多分、リチャードの友達だと思う。

 両方ともごく普通の青年に見える。まあ、僕はカナダに着いたばかりだから、そこに暮らしている青年達がどんな感じなのかは全然知らないんだけど、なんとなくそう見える。なんとなく性格が良さそうに見える。見た目がそう見える。んー、まー、そんなもんでしょ。

 ふたりに挨拶をする。やはり、もうひとりはリチャードの友達だった。名前はジョニー。リチャードと同じ大学に通っているらしい。ジェーンのことも良く知っているみたい。

 リチャードとジョニーがテーブルの上に食事を並べる。スパゲッティ、ソーセージ盛り合わせ、ローストチキン、ピザもある。うーん、良い匂い。美味しそうだ。
 食事の準備が終わり、みんながテーブルを囲んで椅子に座る。長女のエミリーは仕事に行っていて、帰ってくのはもう少し遅くなってからじゃないかってジェニーが言ってる。

 初めてのカナダでの夕食。バンクーバーに住むホストファミリーと一緒に食べる夕食。とても美味しい。これがホームステイというものなのかな。こういう感じで一緒に食事をしながら毎日おしゃべりできるなら、英会話力がアップするのも早いだろうなって思う。

 ・・・と思ったのも束の間。

 リチャードが何か話しかけてきた。一瞬「え?」って思った。

 え?え?

 リチャード、君はいったい何語を話してるんだ?


(つづく)


[次回0003はこちら]

* 物語は事実にもとづいていますが、登場人物名・団体名は仮称です。




Wednesday, July 10, 2013

[DJ Live] TRANCE MIX (/o\) [w/ House and Psychedelic]


Hi everyone. I have an important thing which I need to say to everybody. 

To tell you the truth, I've fallen in love with a girl whom I know very well.

I would like to show some photos taken her for your reference. If you see them, you would fall in love with her as well as I did.

Okay, firstly, this is her legs.



Wow! Very sexy, eh? I want to know who can take the photo like this.

Secondly, this is a shot taken from the side of her.



Wow! Amazing! How sexy she is! I can't stop imagining I'm dating with her, and.. doing that thing, another that thing... , also that thing.... Wow, wow, wow.

But there is a big problem.

... She is me.


By the way, I recorded my DJ live broadcasting named "Tetsu Shionuma Trance Mix (with House and Psychedelic)" on niconico on June 29, 2013.  Following video is the one I edited like an old movie film taste and uploaded on YouTube.  If you have any interesting, please watch and listen to it as your back ground music during your daily work.




Thank you.



Thursday, July 4, 2013

【小説】 バンクーバー留学物語 - 0001





 真実は小説よりも奇なり、か。実際のところどうなんだろうね。

 そう言えば、今までバンクーバーに留学していた時の話をブログとかに書いてなかったなーって思って。

 忘れないうちに記録に残しておこうと思うんだ。(少しだけ小説風に)


--

2010年11月6日(土)


 バンクーバー空港に到着した。カナダ西岸、ブリティッシュ・コロンビア州にあるとても綺麗で近代的な国際空港だ。

 成田空港から何時間くらい掛かっただろうか。覚えてない。7時間か、9時間か。多分それくらいだ。Air Canadaの飛行機の中は半分が外国人、半分が日本人、みたいな感じだった。


 ボーディング・ブリッジを渡り空港建物内に降り立つ。初めての空港。初めての国。どこの国に行っても思うけど、匂いが違う。その匂いをかぐと「海外に来た!」って実感できる。ワクワクする瞬間。

 通路を歩き、入国審査のエリアに向かう。海外に来た日本人が空港で一番緊張するのはこの入国審査だろうなって思う。でも、今まで審査官から質問されたことってほとんどないなーとも思う。多分、今回も何も聞かれないのではないか。

 パスポートと入国カードを渡す。審査官はにっこりしながら、いや、実際ににっこりしたのかどうかは分からない、多分、しかめっ面だったんだと思うけど、何かを聞いてきた。一応、分かる範囲で回答する。その後もいくつか質問された。滞在期間の予定が3週間。それなりに長いので色々聞かれたのかもしれない。英会話スクールに長い間通っていて良かったなって心から思う。

 荷物を受け取り、税関を抜け、到着ロビーに出る。本当に綺麗な空港だ。まあ、空港なんてどこも綺麗なんだけど、なんか調和が取れているというか、、なんだろうね、カナダってこういうところなんだろうなって思う。

 あ、そうだ、飛行機の中で財布の中に2千円しか入ってないことに気付いたんだった。カードがあるから良いけど。とりあえずATMとかないかなって探してみる。近くにはないか。まあいいや、あとで。とりあえず待ち合わせ場所に向かわないといけない。


 今回の短期留学は新宿にある「留学ジャーナル」で手配してもらった。ホームステイ先も自分の趣味や好きなものから合いそうな家庭を選んでくれた。ステイ先の審査基準もしっかりしているようで、変な家庭とかは多分無いんだと思う。もちろんホームステイだけでなく、シェアハウスや寮、アパートなんかも選べる。国や地域、語学学校も数多くの選択肢の中から自分に合ったものを選べる。僕がバンクーバーを選んだ理由は、そこで話されている英語がアメリカ東海岸で話されている英語とほぼ同じ発音で訛りがほとんど無いこと。それから、バンクーバーは美しい街と聞いていたし、一度は行ってみたいと思っていた場所だからだ。


 さて、待ち合わせ場所に着いた。現地スタッフの方と留学生である日本人が20名ほどいる。

 現地スタッフの方から簡単な説明を聞いて、滞在先ごとに5名ほどのグループに別れてワンボックスカーに乗る。同乗者は僕のホームステイ先があるウェスト・バンクーバーとその隣にあるノース・バンクーバーというエリアに滞在する人たち。初めてホストファミリーに会うので、みんな緊張しているっぽい。もちろん僕もドキドキしている。でも数日前に日本からホストファミリーに電話をしておいたので、(事前のメールのやり取りの中で、良かったら電話ちょうだい、みたいのが書いてあったから、)そこまで緊張はしてないのかも。きっと英語を全く話せない状態で留学に来ていたら、死ぬほど緊張していたんだと思う。そういう意味では僕は幸運だ。


 車窓から眺めるバンクーバー市内。夕暮れ時で曇り空。軽く霧雨っぽいのが降っている。11月初旬の冷えた空気の中で静かにたたずむ街並みは、なんだか哀愁感みたいなものが漂っている。流れていく景色を眺めながら、とうとうここまで来たんだなって思う。


 海外留学 ―――。たった3週間とはいえ、海外に滞在して英語を勉強することは僕のひとつの夢だった。仕事に追われていた毎日。長かった入院生活。退院してからも何もやる気がおきない生活が続いていた。ただ無駄に流れていくだけの時間。まさかまたこうして英語を勉強し直そうと思える日が来るとは思わなかった。今こうして、語学学校に通うためにカナダにいるという事が信じられないくらいだ。人生って不思議だな。今僕は幸せを感じている。喜びから来るような大きな幸せではないけど、心の中に静かに染み入ってくるような幸せ。包みこまれるような静かな幸せ。

 もし英会話スクールに通うことを決めていなかったら、もし10年前のあの偶然的な出来事がなかったら、今こうして僕がここにいることもなかっただろうなって思う。きっと違う人生を歩んでいたことだろう。もしかしたら結婚していて、子供もいて、もっと幸せな家庭を築いていたのかもしれない。でもどうなっていたかなんて実際には分からない。だから、そういうことを考えるだけ無駄なのかもしれない。今僕はここにいる。それだけで十分だ。それだけで十分幸せだ。人生って本当に不思議だね。


 最初のひとりが降りた。またどこかで会えるかな。


 ふたり目が降りた。玄関の呼び鈴を押すのが見えた。


 次は僕の番だ。緊張しているけど、昂揚感もある。きっと色々と楽しい事が待っているはずだと思う。様々な出会いもあるだろうと思う。どんな人たちに出会えるのか。どんな事が起こるのか。本当に楽しみだ。


 ホームステイ先の家に着いた。車を降りる。

 今は緊張感はあまり感じてない。勇気が湧いてくる感覚。不思議な感覚。

 玄関の呼び鈴を押す。


 こうして僕のバンクーバー留学が始まった。


(つづく)
物語は事実にもとづいていますが、登場人物名・団体名は仮称です




Wednesday, July 3, 2013

[niconico live] Tetsu Shionuma TRANCE MIX (/o\) [Super Moon Eve]




Hi everyone.

Did you see the "Super Moon" on Sunday of a week ago? As you know, this is the Super Moon.


Actually, the moon became bigger than the Jupiter. 

Umm.. Amazing. w(゜o゜)w How cool it was!!


By the way, a following video is the one recorded my DJing on niconico live broadcasting on June 22, 2013, the Super Moon Eve. If you like, please watch it as your back ground music thinking about the magnitude of the super moon and the vastness of the universe.





Thank you.



Monday, July 1, 2013

[脱原発] 新型発電方法を考えたよ


はいはーい。みなさん、お元気?

原発をなんとかしなくちゃいけない!・・ということで、原発に代わる新しい発電方法が考案されたらしいです。

知りたい?

知りたい?

知りたいのか?


仕方ないな。ではこっそり教えましょう。

その名も 『サービス残業発電』 。

原理はいたって簡単らしいです。

百聞は一見にしかず・・ということで、考案者の論文を入手したので、一部抜粋して載せてみます。


==(引用)==


脱原発に伴う新型発電方法「サービス残業発電」に関する考察と未来予測

塩沼 哲

株式会社〇〇〇
東京都港区〇〇〇〇


1.諸言

様々な危険性を孕んだ原子力発電に代わる次世代型発電方法として考案された「サービス残業発電」の概要説明をおこなうと共に,システム全般に関わる利便性と将来性を考察する.


2.システム概要

2・1 構成 (図1 参照)

(1) エネルギー源:

日々仕事に追われ,不満を感じながらもサービス残業を余儀なくされているサラリーマン,OL達の魂の叫び

(2) 入力装置:

サービス残業発電用特殊集音装置(メガホン型 または マイク型)

(3) 電力変換装置:

TE-T-SU型ブラックボックス

(4) 出力装置:

位相同期装置内蔵型サービス残業発電出力用USBポート(RGB端子付き)

           図1. 発電システム構成


2・2 発電出力

(1) 定格出力: 50万kW/基 (魂の叫び 1万人時)

(2) 最大出力: 75万kW/基 (魂の叫び1万5千人時)


2・3 安全装置

(1) 負感情リミッター

(2) 過負荷負感情漏えい防止装置


3.システムの利便性及び将来性に関する考察

3・1 利便性

(1) 1基当たりの定格出力50万kWは一般的な原子炉による原子力発電容量に匹敵し,次世代発電技術として十分実用に耐えうるものと推定できる.

(2) 原子力発電における放射能物質漏えいのような危険性はなく,また安全装置も比較的簡易なものを使用できるため,十分な安全性を持つと共に,大きな費用対効果を得ることが可能.

(3) システムの簡便性から,プラント建造時の敷地占有面積を少なくでき,大型発電設備だけでなく,工場用,オフィス用,家庭用等の小型設備も建造可能と考える.


3・2 将来性

(1) サービス残業による負の感情をエネルギー源とする日本ならではの発電方法であり,近年,日本企業を見本としながら発展を続けている後進国等に対しても,プラントだけでなく, システムやノウハウを含む総合的な発電プロジェクトとしての輸出が可能である.

(2) 魂の叫びを発する事によって,発電と同時に精神的に疲労した人々の負の感情を取り除くことが可能であり,近年早急な解決が求められている, うつ病等の精神疾患減少にも期待できる.


4.結言

サービス残業発電はその理論が確立されたばかりの技術であり,今後大きな発展が期待できる分野である.エネルギー源として使用される抑圧された負の感情は,サービス残業によるものだけでなく,社会的責任や重圧によるもの,職場や学校での人間関係によるものなどにも適用が可能である. 近年,うつ病や自殺等の原因として大きな社会問題となっているそれらマイナスの感情を電力というプラスに変換できる本発電システムは大きな可能性を秘めており,人類の希望になり得るものとして,更なる研究と,早急な実用化に向けての実証試験等が期待されるものである.


==(以上)==


うーん、なんだか難しいような(でたらめなような)論文だけども、考案者の塩沼 哲氏が言いたいとことは、「ストレスを溜め込むと、だんだんと気持ちが暗くなるだけでなく、眠れなくなったり、感情が欠如して何もやる気が起きなくなったり、常に気持ちが重たくて何かに押し潰されそうに感じたり、そのうち全てが嫌になって生きる希望を失ってしまったりするので、とにかくなんでも良いから自分の好きなものを見つけて(好きなものがなければ、何も考えないでボーっとする時間を作って)、可能な限りストレスを発散して欲しいな」ってことらしいんだよね。

悩みや不安を抱えていると色々と考えちゃうから、何も考えないでボーっとするなんて難しいとは思うけど、好きなものに夢中になれる時間や、何も考えないでリラックスできる時間というのは人間にとって本当に大事だと思うんだ。

それってなかなか難しいとは思うけどさ。

もっと気楽に生きれたら良いなって思うよ。