Sunday, May 31, 2015

1ミクロンの希望

あの時、こういう時が来ると想像できただろうか。

生きるのは難しい。

でも、死ぬのはもっと難しい。

僕が今ここにいるのは、きっと、あの時、あの広大な心の闇の中に、1ミクロンの希望の光が灯っていたからだ。

あまりに小さすぎて、あの時は気付かなかったけど。

いや、気付いていたのかもしれない。

よく分からないけど、今考えれば、きっとそうだ。

あのほとんど見えなかった光が、今は目の前いっぱいに広がっているんだね。

生きるのは難しい。

でも、死ぬのはもっと難しい。

だったら生きるしかないじゃん。

1ミクロンの希望を持って。