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Tuesday, November 19, 2013

[Event Report] Lono @新宿FUNK TIME on Nov 15, 2013




DJブースに立つ。

まだ、お客さんはいない。

23時、新宿、歌舞伎町。

夜の喧噪。

様々な思いが交錯する。

すれ違う人の群れ。

男と女。

ギラギラしたネオン達。

ギラギラした欲望。

・・

眠らいない街・・か。



しかし・・










僕は眠い。





という事で、始まりましたー。

毎月第3金曜日開催の Psychedelic / Cyber /Epic Trance パーティー "Lono @FUNK TIME"。

Cyber TRANCE は、オープニング時間という事になっているので、基本的には23時からが僕の担当時間です。

パーティー開始早々は、お客さんがあまり入ってない事も多く、正直に言うと、DJ中に少しばかり寂しい気持ちになる事もありますが、それを見越しての事か(もしくは風邪の流行その他で休養を取っているDJ/スタッフが多かったということか)、今回は2時間もDJする時間をもらってしまいましたw

オーガナイザーの Rock君に感謝。

さて、2時間。

僕は基本的にガチガチのセットリスト(曲をかける順番とかを書いたリスト)は作らないのですが、いきあたりばったりすぎるのも嫌なので、「今回はこの曲かけようリスト」というものを作っていて、その中にDJをするセット時間の7割分くらいの曲を書いておくことが多いです。

・・2時間。

眠らない街、新宿。

まだ、お客さんもほとんど入ってないことだし、今回はそういうリストを無視して、自分の思うままに選曲しながらDJをしようと決めました。

お客さんは全然いなかったとしても、少なくともイベントと箱のスタッフは聴いてくれています。

DJって音楽を通じて「自分を表現する」ある種のアーティスト(芸術家)であるというのが僕の持論。

ですので、自分のDJを見てくれている人が数名いるというだけでも喜ばしい事だし、感謝しないといけない。

そう僕は思うんです。

そして、やるからにはプロ意識を持つ。

お客さんはお金を払ってイベントに来てくれているわけですもんね。

直前に来て、ただなんとなくDJをして、終わったらすぐ帰って・・とかだと、多分、次(もしくは将来)は無いと僕は思うんです。

もちろんスケジュールの関係でそうせざるを得ない人もいらっしゃるとは思います。

とか、なんとか言いながら、僕はイベント中に寝てしまう事が多いので、もう次は無いかもしれませんねー。

起きてる時は踊り狂ってるだけだしw

いつまで好きな事を続けられるかなんて分からないですし・・。

なので、今を大事にしないといけないなって思います。

未来を見据えた上での今を。


そんなこんなで、2時間、結構あっという間でした。

途中、犬が鳴いていてビックリしましたよ。

可愛らしいチワワのような犬がいました。

なんだか、ほっこりした (^―^)


僕のDJが終わって、次のDJ、けものみち君に交代。

Psychedelic Trance 。

お客さんも少しずつ増えてきた感じ。


こういう雰囲気の中で聴くサイケは良いですね。

お酒を飲んでボーっとしてきている頭が、更にグルグルしてくる。

不思議な感覚に包まれます。

妖しい感覚。

音楽って面白いなって思う。


そして次のDJに交代。


(すいません、名前が分かりませんでした)

同じくサイケ。

楽しいなー。


僕はサイケってあまりよくは聴かないのですが、このイベントでかかるサイケは良いなって思うし、それはひとえに、そのサイケを回すDJ達が素晴らしいんだろうなって思んです。

Lonoは良いパーティーだと思うし、FUNK TIMEも雰囲気やスタッフを含めて良い箱だと思います。

個人的に、イベント時間が長いのだけが玉に傷かなーとも思ったりはしますが、逆に言えば長い時間楽しめるという事なので、それはそれで良いのかも。



さて、次のDJに交代です。

あ、今確認したら写真撮っていませんでした m(_ _)m

茨城から来ているという、KENSHIROさん。

先ほども書きましたが風邪等でお休みのDJが数名いたため、KENSHIROさんは最終的に3時間くらいDJをしていました。

2時間半を過ぎたあたりからトイレに行きたくて相当辛かったらしいw

お疲れさまでしたー。



そんなこんなで、最後はオーガナイザーのRock君が、Epic Trance をかけて、本日のパーティー終了。

とても楽しいひと時でした。



最期になりましたが、僕の2時間分のDJ動画を載せておきます。

観る人がいるのかどうかは分かりませんが・・。

でもまあ、下から撮っているので、男性に上から見下されながら苛められてしまう凌辱的プレイが好きな人にはたまらない動画かもしれないですね。

・・な、わけないか。

とりあえず、見ない方が良いと思います。



 (その1)



 (その2)


イベントに来て下さった皆様、今回もありがとうございました。

またお会いしましょう!


PS.

僕のDJ中にお話した男性、名前は聞いていませんでしたが、

『クラブでトランスを聴くのが夢でした』

って、おしゃっていました。


僕は一人の男性の夢を叶える瞬間に立ち会えたんだなーって思って、とても素晴らしい気持ちになりました。

DJをやっていて、こんなに嬉しいことはありませんでした。





Monday, October 28, 2013

[DJ] 次回出演イベント - Njoy @VIRUS Yokohama - 11/2 (Sat)




はいはーい、みなさん。

こんにちは。

次回DJ出演イベントのお知らせです。

11月2日(土)に横浜(最寄駅:関内)の VIRUS Yokohama で開催される、"Njoy" に出演します!

22時オープン。

ジャンルはオールミックスで、DJ毎に様々な音が聴けるらしいのだ!!

トランスやハウス、テクノ、サイケ等の四つ打ちミュージックだけでなく、R&Bやヒップホップ、レゲーなんかも聴けちゃうみたい。

そして、開催場所の VIRUS Yokohama は今年9月にできたばかり。

とても綺麗なクラブ/ディスコです。

エントランスに、もしかしたら VIRUS Yokohama の外人スタッフが陣取っているかもしれませんが、恐れずに話しかけてみましょう。

文法や単語、発音の間違いなんか気にしない。


勇気を出して、


今こそ、


さあ、


チャレンジ!!




ちなみに、彼は日本語ぺらぺらです。



イベントの詳細は上にあるフライヤーをご覧ください。


僕は前回の Njoy や Lono と同様に、Cyber TRANCE をメインにしながら、美しく壮大で感動的な Uplifting Trance を織り交ぜてプレイしていこうかなと考えています。

そういうジャンルが聴きたい方も、他のジャンルが聴きたい方も、オールミックスな Njoy なら大丈夫。


ご参考までに、下の動画は前回の Njoy での、DJ Rock (オーガナイザー)と Zero による B to B です。

(※ B to B: DJが交互に交代しながら曲をかけていくスタイル)

Epic Trance からの Cyber TRANCE ですね。

DJだけでなく、VJの、たじまさんや、Asterix! さんもかっこいいですよ。






ということで、11/2 (土)の Njoy は、みんなで楽しく踊り狂いましょう!

テーブルとかでおしゃべりするのも楽しいと思われ。


エントランスの外人スタッフに、勇気を出して、「テツ (シオヌマ)のゲストです」って日本語で言えば、ゲスト料金で入場できると思います。


楽しいことを探しているアナタ、

クラブ友達を作りたいアナタ、

出会いがないと嘆いているアナタ、

人生で成功をおさめたいアナタ、

楽しく人生を生きたいと考えているアナタ。


今回の Njoy が、その第一歩になるのかもしれません。



そう、アナタのお越しをお待ちしています!


上に戻るのが面倒だと思うので、再度、フライヤーを。



iFlyer の Njoy イベントページはこちら。



最後まで読んで下さって、ありがとうございます。

感謝。




[TRANCE] 恍惚 - トランス音楽そして、トランス状態




今回は僕が大好きな TRANCE (トランス音楽) について書こうと思う。

「Trance」 を英和辞書で調べると、「恍惚」 「陶酔」「夢うつつ」「茫然自失」「昏睡」「夢中」 などの言葉が出てくる。

その中で、僕がトランス音楽に一番良く当てはまると思っている言葉は 「陶酔」 と 「恍惚」 (こうこつ) である。(人それぞれ当てはまる言葉は違うのだろうと思うが・・)

トランスをまるまる1曲、最初から最後まで聴いたことがある人は少ないかもしれない。

トランスは基本的に一定速度で刻まれる力強いビートと、うねるようなベースで始まる。

そこに少しずつ色々な音が重なっていき、だんだんと音に厚みと広がりが加わっていく。

リズムだけだった音の上に徐々にメロディーが構成され、その段階的な重なりとうねりが聴く人に陶酔感や高揚感のようなものを与える。

もちろん、全ての曲がそういう風になっているわけではないが、ある程度の音が出揃ったあたりで、ビート(キックとも呼ばれるバスドラムの音)が消え、静かなパートを迎える。

「ブレイク」 だ。

徐々に音が加わって高揚感が増してきているところに、ブレイクと呼ばれる静かで美しいパートが入ることによって、開放感というか何というか、言葉にはできないような陶酔感や幸福感を得る事ができる。

それはまるで無重力の宇宙空間をさまよっているような感覚。

透き通るような感覚。

雲の上に浮かんでいるような感覚。

そして神が降りてきたような神々しい感覚だ。


そこからまた徐々に音が加わっていくと、感覚的には再度、高揚感が増していくような感じになる。

だんだんと身体が興奮していく感じ。


その状態が続くと、曲の盛り上がりが最高潮に達っするあたりで高揚感が恍惚感に変わる。

いわゆる頭の中が真っ白になって、何がなんだかわけが分からないんだけど、とにかく気持ち良い状態だ。

ランナーズハイとかと同じで脳内麻薬のドーパミンとかエンドルフィンとかが出ている状態になってるんだと思う。

「やばい」 という言葉を安易に使うのは好きではないが、あの感覚はやばい。


また、大きなイベントとかで周りに人がたくさんいるような状態だと、不思議な連帯感や一体感を感じることができる。

この一体感は恍惚感よりも素晴らしいものだと僕は思っている。

それは筆舌に尽くし難い感覚だ。

高揚や恍惚だけでなく、感動と幸福、その他の素晴らしい感覚が一緒になって襲ってくるような感覚。

それを会場にいるみんなで共有しているような感覚。

全ての人々が 「ひとつ」 になっている感覚。

「やばい」 を超えた 「やばさ」 がそこにはある。

ただ、いつもそういう感覚を得られるとは限らないので、(色々な条件が揃って初めて感じられるんだと思う)、あの感覚を一生に一度でも感じることができたなら、きっとそれはとても幸せなことなんだと思う。


トランスとは本来そういう音楽であると思っているし、そういった恍惚感や一体感を感じられるトランス音楽が僕は大好きだ。



ちなみに、下の動画は2年ほど前に ageHa (studio coast) で撮影したもの。

この動画では一体感までは伝わらないと思うけど、とにかく、大きなトランスイベントとはこんな感じ。

楽しくて、ワクワクして、感動的で幸せを感じて、誰とでも仲良くなれる。

そんな感じ。





ではまたイベント等でお会いしましょー。

最後までお読み頂いてありがとうございます!




Friday, October 4, 2013

[Report] PLANET pres. ELECTRO SHOCK 2nd Anniversary Fes. (高尾弁慶村)





時計を見る。

・・20時40分。

高尾駅まではあと5分くらいか。

ワイパーのスイッチを入れる。

フロントウィンドウにドット絵を描いていた雨粒が消え去り、ぼやけていた視界がクリアになる。

少し前から降り出した雨が気がかりだ。

かなり急な下り坂。

スピードがぐんぐん上がる。

加速度は一定。

ギヤを2速に落とす。

エンジン音と回転数が上がり速度が安定する。

大きな車を運転するのは久し振りだな。

とりあえず20分ほど運転して、感覚はある程度思い出してきたように感じる。


インド香のような不思議な香り。

サイケデリックな音楽。

この車に乗った人達はきっと、車内の妖しい雰囲気にテンションが高まることだろう。

こういう雰囲気は好きだ。

特に夜は。


このイベントに参加するのは今回が2回目だ。

前回は客として参加した。

とても感動的で、素敵なイベントだった。

今回はスタッフとして参加している。

素晴らしいイベントを作っているメンバーに混じって、一緒に何かを作り上げる喜び。

交代で送迎バスの運転手をしている僕にできることは小さいかもしれない。

でも、ひとりひとりの小さな力が集まれば、それはきっと大きな力になる。

その大きな力があれば、誰も考えつかないような大きな事でさえ成し遂げることができるのかもしれない。

その原動力のひとつを僕が担えることに喜びを感じている。


高尾駅が見えてきた。

雨はもう降っていない。

前回はいくつかの良い出会いがあった。

今回はどんな新しい人たちに出会えるのだろうか。

楽しみだな。


駅のロータリーに車を停め、周りを見渡す。

人はそれほど多くない。

車を降りて 「PLANET - ELECTRO SHOCK」 と書かれた紙を持ち、それらしき人を探す。

軽装な人やビジネスライクな人、ヒールを履いている女性とかは違うよな、と思いつつ・・

あ、いた。

それらしき女性が2名、駅入口の階段のところに座っている。

向こうも何となく気付いてるのだろうか。

停まっている車の方を見ているような・・。

「Planet のイベントに参加される方ですか?」 と声を掛ける。

「はい」 という明るい返事。

参加者と出会えたことに少しほっとする。

人との繋がりって、こういうところから生まれることもあるんだろうね。

今は知らない人同士でも、イベントが終わる頃には、これからも一緒に遊びに行けるような友達になっているかもしれない。

結果なんか分からないけどさ、こういうイベントで出会えた人たちというのは同じ趣味を持っているということなわけで・・、だからこういう繋がりは大事にしたいなって思う。


出発時間の21時までまだ少し時間があるので、先に車に乗っていてもらう。

次の到着電車を待つ。

21時ちょっと過ぎに到着の電車があるので、それも待つことにする。

結果的に、女性2名、男性2名の計4名をピックアップ。


時刻は21:10くらい。


さて、男女4名を乗せて弁慶村の会場へ向かって出発だ。

みんな出会ったばかりだというのに、なぜか既に打ち解けた雰囲気。

これから始まる楽しい時間が、みんなの気持ちを高めてくれているのだろう。

ワクワクする時間。

ちょっとした昂揚感。


会場に近付くにつれて道は暗く細くなる。

みんなのワクワク感は逆に大きくなる。

とても素敵な時間だなって思う。

会場付近の道は街灯もなく真っ暗で、車のヘッドライトだけが進むべき道を照らしてくれる。


車一台半分くらいの細く曲がりくねった道をさらに上へ上へと登っていく。

ひとりで来ていたら不安になるような真っ暗な道。

どこかで急に行き止まりになってしまうのではないかと思えるような細い道。

それでも先へ先へと進む。


ふと気付くと、暗闇の前方に明かるい光があることが分かる。

ドーンドーンという重低音も聞こえてくる。

みんなのテンションが一気に高まる。


今回はどんなドラマが待っているのだろうか。

どんな感動が待っているのだろうか。



イベントはまだまだ始まったばかりだ。



(了)














・・・って、いやーん。


これじゃ、レポートになってないじゃんね。

┐(´ー`)┌



まー、あれです。

いいんです。


今回撮影した写真はこちらで見ることができるので、それで雰囲気を感じて下さいませ。

Electro Shock 2nd Anniversary Fes. の写真たち


あとは動画。


 



これにて、レポート終了。



僕は途中までしかいれなかったので、それだけがとても心残り。

でも、このイベントに参加された方たちは、きっとみんな素晴らしい体験や経験ができたと信じています。

主催者の DJ Rinaneko、たくさんのスタッフや関係者たち、アーティストたち、そして会場で出会った全ての方々に感謝。

またみんなで楽しい時間を共有しましょう。

ありがとうございました。