DJブースに立つ。
まだ、お客さんはいない。
23時、新宿、歌舞伎町。
夜の喧噪。
様々な思いが交錯する。
すれ違う人の群れ。
男と女。
ギラギラしたネオン達。
ギラギラした欲望。
・・
眠らいない街・・か。
しかし・・
僕は眠い。
という事で、始まりましたー。
毎月第3金曜日開催の Psychedelic / Cyber /Epic Trance パーティー "Lono @FUNK TIME"。
Cyber TRANCE は、オープニング時間という事になっているので、基本的には23時からが僕の担当時間です。
パーティー開始早々は、お客さんがあまり入ってない事も多く、正直に言うと、DJ中に少しばかり寂しい気持ちになる事もありますが、それを見越しての事か(もしくは風邪の流行その他で休養を取っているDJ/スタッフが多かったということか)、今回は2時間もDJする時間をもらってしまいましたw
オーガナイザーの Rock君に感謝。
さて、2時間。
僕は基本的にガチガチのセットリスト(曲をかける順番とかを書いたリスト)は作らないのですが、いきあたりばったりすぎるのも嫌なので、「今回はこの曲かけようリスト」というものを作っていて、その中にDJをするセット時間の7割分くらいの曲を書いておくことが多いです。
・・2時間。
眠らない街、新宿。
まだ、お客さんもほとんど入ってないことだし、今回はそういうリストを無視して、自分の思うままに選曲しながらDJをしようと決めました。
お客さんは全然いなかったとしても、少なくともイベントと箱のスタッフは聴いてくれています。
DJって音楽を通じて「自分を表現する」ある種のアーティスト(芸術家)であるというのが僕の持論。
ですので、自分のDJを見てくれている人が数名いるというだけでも喜ばしい事だし、感謝しないといけない。
そう僕は思うんです。
そして、やるからにはプロ意識を持つ。
お客さんはお金を払ってイベントに来てくれているわけですもんね。
直前に来て、ただなんとなくDJをして、終わったらすぐ帰って・・とかだと、多分、次(もしくは将来)は無いと僕は思うんです。
もちろんスケジュールの関係でそうせざるを得ない人もいらっしゃるとは思います。
とか、なんとか言いながら、僕はイベント中に寝てしまう事が多いので、もう次は無いかもしれませんねー。
起きてる時は踊り狂ってるだけだしw
いつまで好きな事を続けられるかなんて分からないですし・・。
なので、今を大事にしないといけないなって思います。
未来を見据えた上での今を。
そんなこんなで、2時間、結構あっという間でした。
途中、犬が鳴いていてビックリしましたよ。
可愛らしいチワワのような犬がいました。
なんだか、ほっこりした (^―^)
僕のDJが終わって、次のDJ、けものみち君に交代。
Psychedelic Trance 。
お客さんも少しずつ増えてきた感じ。
こういう雰囲気の中で聴くサイケは良いですね。
お酒を飲んでボーっとしてきている頭が、更にグルグルしてくる。
妖しい感覚。
音楽って面白いなって思う。
そして次のDJに交代。
(すいません、名前が分かりませんでした)
同じくサイケ。
楽しいなー。
僕はサイケってあまりよくは聴かないのですが、このイベントでかかるサイケは良いなって思うし、それはひとえに、そのサイケを回すDJ達が素晴らしいんだろうなって思んです。
Lonoは良いパーティーだと思うし、FUNK TIMEも雰囲気やスタッフを含めて良い箱だと思います。
個人的に、イベント時間が長いのだけが玉に傷かなーとも思ったりはしますが、逆に言えば長い時間楽しめるという事なので、それはそれで良いのかも。
さて、次のDJに交代です。
あ、今確認したら写真撮っていませんでした m(_ _)m
茨城から来ているという、KENSHIROさん。
先ほども書きましたが風邪等でお休みのDJが数名いたため、KENSHIROさんは最終的に3時間くらいDJをしていました。
2時間半を過ぎたあたりからトイレに行きたくて相当辛かったらしいw
お疲れさまでしたー。
そんなこんなで、最後はオーガナイザーのRock君が、Epic Trance をかけて、本日のパーティー終了。
とても楽しいひと時でした。
最期になりましたが、僕の2時間分のDJ動画を載せておきます。
観る人がいるのかどうかは分かりませんが・・。
でもまあ、下から撮っているので、男性に上から見下されながら苛められてしまう凌辱的プレイが好きな人にはたまらない動画かもしれないですね。
・・な、わけないか。
とりあえず、見ない方が良いと思います。
(その1)
(その2)
イベントに来て下さった皆様、今回もありがとうございました。
またお会いしましょう!
PS.
僕のDJ中にお話した男性、名前は聞いていませんでしたが、
『クラブでトランスを聴くのが夢でした』
って、おしゃっていました。
僕は一人の男性の夢を叶える瞬間に立ち会えたんだなーって思って、とても素晴らしい気持ちになりました。
DJをやっていて、こんなに嬉しいことはありませんでした。
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