Saturday, August 16, 2014

[理論] やる気と行動に関する物理的考察



やる気はある。しかし行動に移せない。

なぜか。

上図を見て頂きたい。

これは、横軸に時間、縦軸に力(ちから)を取った、とある物理現象を表したグラフである。

見ての通り、時間の経過とともに力が比例的に上昇し(右肩上がりに上昇し)、ある値をピークに、それ以降はそのピーク値よりも低い一定の値が続いていくことが分かる。

このグラフは、床面上に置かれた物体を動かすために必要な力を表したものであり、ピーク値の地点(最大値かつ垂直に下降している地点)が、まさにその物体の動き始める瞬間である。

床面上の物体を動かすには、その物体に作用する摩擦力よりも大きな力を逆方向に加えなければならない。しかし一度動き出してしまえば、それはより小さな力で動かし続けることができるのである。


やる気や行動力にも同じ事が言えるのではないだろうか。

やろうやろうと思っていてもなかなかできない。

しかし一度始めてしまえば、(程度の差はあれ)意外と事が早く進むものだ。


何かを始めるには、このやる気のピーク値を乗り越える必要がある。

やりたい事が大きいほど、このピーク値は大きくなり、乗り越えるのが大変になる。

それはそれは大変だ。

面倒くさいし。

結局はやらず仕舞いになってしまう。

もしそうならば、やりたい事をブレークダウンして、もう少し小さな目標を立てて、そこから開始すれば良いのだ。


と、ここまで書いて気付いた。

僕はやりたいことが大きすぎるのだ。

やるやると言いながら、なかなか開始できないものがいくつかある。


まずは今の自分でもできそうな小さなことから始めてみよう。


それから、「続ける」ということも「始める」のと同じくらい大事なことだと思う。


この投稿が僕自身だけではなく、誰かの役に立つことを祈りつつ。







No comments:

Post a Comment