Thursday, August 15, 2013

[Game] たまにはゲームの話でも

今はほとんどゲームをしないんだけど(時々iPhone/iPadでリズム系のゲームをしたりはする)、以前は結構ゲームをしていた。
初めて買った(買ってもらった)ゲーム機は任天堂のファミリーコンピューターだった。
僕が小学生の頃で、両親と兄弟と共に岩手県の母方の田舎に帰省している時に、たまたまデパートか何かでそのゲーム機に出会ったんだ。
それまではゲームウォッチしか知らなかったのに、そのファミコンはテレビ画面でゲームができるのを知って凄く驚いたよ。
しかもソフトを代えれば色々なゲームができるという。

とても驚きだった。

体験プレーをしてみて、

-- 家族みんなの驚きがレベルアップした

ちなみに体験できたゲームはドンキーコングJr.だった。
とにかく驚きだったのを覚えている。
キャラクターがカクカクでなくて滑らかに動いている。
キャラクターの色もカラフルだ。
今思えば、キャラクターの動きは3個くらいの絵を使っているだけだし、色も1キャラクターにつき3色くらいしかなかったから、大したことないんだけど、それでも十分衝撃的だった。

-- 家族みんなの驚きがレベルアップした

とりあえず両親がファミコンを買ってくれることになった。
とても嬉しかったよ。

最初に買ったソフトは体験したのと同じドンキーコングJr. だった。



とにかく面白かった。

埼玉の実家に戻ってきて、更にマリオブラザーズを買ってもらった。



これまた最高に面白かった。
たくさん遊んだ。
ゲームウォッチにはない経験をたくさんできた。

-- 僕達は更にレベルアップした


同じころ、パソコンのゲームも色々と出始めていたのではないかと思う。
当時はパソコンではなくてマイコンって呼ばれていたような気もする。
USBはおろか、ブルーレイもDVDもレーザーディスクもCDもない。
初めて父が買ったパソコン(マイコン)には、フロッピーディスクのドライブが付いていたのかどうかすら分からない。
その前のコンピューターがどんな感じだったのかは分からない。
紙テープに穴が開いているものを使っていた時代もあるとか聞いたことがあるけど、どういうものなのか・・。

とにかく僕のうちに初めてパソコンが来た時には、ゲームはだいたいがカセットテープに入っていた。
フロッピーディスク版もあったのかもしれないけど、多分高かったんだろうなって思う。
知っている人は知っていると思うけど、カセットテープに入っているゲームって読み込むのに数十分かかるんだよね。
その間ずっとカセットテープデッキが「ウィーン、キー、ウィーウィーン、キーキー」とかうるさく鳴ってるんだ。結構面白かった。

今のコンピューター言語を音にしたら、やっぱり同じような音がするのだろうか。


まあ、パソコンゲームがそんな感じだったから、ファミコンは本当に衝撃的だったんだ。
技術の進歩はすごいなって思ったわけ。

-- 僕たちは更にレベルアップした

その後たくさんのファミコンゲームを買ってもらった。
お年玉で買ったゲームもあった。
ロードランナーとかゼビウスとかスペランカーとかバンゲリング・ベイとかが面白かった。
ポートピア連続殺人事件とかも凄かった。



衝撃だった。

ヤスーーーーっぅうっ!!!

-- 僕たちは更にレベルアップした

ドラゴンクエストが販売された時にまた衝撃を受けた。



ロールプレイングゲーム(RPG)に初めて出会ったのだ。
4文字の魔法の言葉で今の状態をセーブすることもできた。
音楽も映像もストーリーも素晴らしかった。

-- 僕たちは更にレベルアップした

まあ、そんな感じで、僕たちも技術もどんどん経験を積んで、次の段階にレベルアップしてきたんだよね。

それはまるで、今書いたロールプレイングゲームのようだなって思うよ。
先を目指す事によって経験を積む。それによってレベルが上がっていく。
レベルが上がれば更に先に進めるようになる。

ドラクエ以降のゲームもたくさんしたし、大好きなゲームもまだまだたくさんある。
そのうちまたこの続きを書くかもしれない。
でも、僕が一番刺激的で一番面白くて一番感動的なゲームだと思うのは、







人生だ。






ゲームと言っても、行き詰ったからリセットして最初からやり直す・・なんて事はできやしない。
だからテレビゲームみたいに生易しいものではない。
楽しい事も、辛い事も、嬉しい事も、悲しい事も、絶望的な事も、幸せな事も、実際に自分の身に起こっちゃう。

それは、一回きりの、

それぞれ違ったストーリーを持った、

自分自身が主人公の、

大冒険なんだと思う。



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