Wednesday, August 14, 2013

[Future] また大切な人に会える世界 (僕が想像する未来)





いつか書こう、書こうと思っていた。
これを読んだら笑う人もきっといることだろう。
それでも構わない。とりあえず書いてみる。

僕が想像する未来は、大切な人達にまた会える世界。
死んでしまった家族や親せき、親友などにまた会える世界。
そんな事はあり得ないって思う人がほとんどだと思う。
馬鹿な事を言ってるなって思ったら、ここで読むのをやめておくべきかもしれないね。

とにかく書いてみよう。
いなくなってしまった大切な人たちとまた会える未来がやってくる。
そう考えるようになったのにはいくつか理由がある。
一応、理系(・・文系/理系で人間を分けて考える事は好きではないんだけど・・)なので、根拠の無い事はあまり公のブログには書いたりはしないつもり。
まあ、そんなにきちっとした根拠ではないんだけどさ。
なんとなく、こうかなー、みたいな根拠。
だからみんなも、そうかなー、くらいの軽い気持ちで読んで欲しいなって思うんだ。


ひとつめは、数年前に京都大学の山中教授がノーベル賞を受賞したiPS細胞。
正式名称は知らないけど、一般的に万能細胞(?)と言われてるんだよね?
なので、iPS細胞を使えばその人の身体を構成しているあらゆるものを作る事ができるって事なんだと思う。
自分の細胞を使うので、臓器移植なんかでも拒絶反応とかが出ないんだろうなって想像する。
って事はさ、ドナー登録している人達の中から適合するものが見つかるまで(見つからない場合の方が多いのかな?)長い期間待たなくても良くなるわけでしょ?
これって凄いことだよね。画期的な事だよね。

確か、もう実際に人の身体を使って検証できる臨床試験が厚生労働省によって認可されたんじゃなかったっけ?
iPS細胞を使って角膜を作り、何かしらの難病で苦しんでいる患者さんに移植するとかなんとか。
うろ覚えなので違っていたらごめんなさいだけど、なんかそんなような臨床試験ができるようになったんだと思う。
この移植手術がうまくいけば、更に他の臓器移植なんかについても臨床試験が行われるようになるんだろうなとも思う。

このペースで行くと近い将来、病気になったら悪くなった部分だけiPS細胞で作って交換する、なんて事が可能になるよね。
例えば、がんになったら、がんになった臓器だけiPS細胞で作って交換しちゃう・・みたいな。


ふたつめは、脳内で行われている活動を電気信号として別の脳に伝達させる実験。
そんな実験が半年くらい前にどこかの国で成功したってのを何かの記事で読んだ。
虚構新聞では無かった・・と思う。

それはこんな実験だった。
ある1匹のラットに条件付けを行うんだ。
ある事が起こった時にだけ水を飲めるとか、なんかそんな感じのことをラットに覚えこませるわけ。
で、もう1匹ラットを用意して、地球の反対側に置く。
で、ここからが凄い。
2匹のラットの脳に電極を差し込んで、それぞれをインターネットで繋いじゃうんだ。
そして、条件付けを行ったラットにだけ覚えさせた条件を与える。
もちろん、条件を与えられたら、そのラットは水を飲むとか何だかの行動をすることになるんだけど、なんと、条件付けをしていない地球の反対側にいるラットまで同じ行動をしちゃうわけ。
これって、つまり、ラットの脳内で起こっている「行動する」という電気信号が、インターネットを通じて地球の反対側にいるラットの脳にまで伝わったってことなんだよね。
なんか凄くない?僕は衝撃を受けたよ。

この結果はとても大きな可能性を秘めていると思うんだ。
脳内の活動は突き詰めれば電気信号の受け渡しによるものなわけでしょう?
(違っていたら教えて下さい)
って事は、人間の精神活動も突き詰めれば脳内の電気信号のやり取りなんだよね。

感情だって同じようなものだと思う。
ある条件を受けると、それを元に脳内神経伝達物質が作られる。
それを受容体(?)だったかが受け止める事によって、ある種の電気信号が脳内の神経網を走る。
その結果として様々な感情が作られる・・みたいな。
(これまた違っていたら教えて下さい)

実際、ロシアでは人間の心(?)を電気信号として、ロボットだったか何だかにアップロードする計画が進められているらしいよ。
もう始まったのか、これから始めるのかは忘れちゃったけど、とにかくそんな計画があるらしい。
しかも10年以内に完成させる予定なんだってさ。
これまたビックリ。

あと、寝てる時に見る夢を画像としてコンピュータのモニター上に映し出す実験もある程度の成果が出てきているんじゃなかったかな。
これまた虚構新聞ではない何かしらの記事で読んだんだけど、ボヤーっとした画像なら、ある条件下でモニターに映し出せるらしいんだ。

こういう、脳内の信号をコンピュータに転送したり、ネットの世界にアップロードするっていうのは、もう完全にSFの世界だよね。
でもそれは夢物語ではなくて、実際に(しかも近い将来に)可能になるんじゃないかなって、僕はそう思うんだ。

iPS細胞で身体の一部を作って交換したり、精神活動をネットにアップロードしたりするのは、まるでアニメ、攻殻機動隊の世界だよね。
「義体」と「電脳」ってやつだ。それは近い将来、現実になるんだと僕は思ってるよ。

で、何が言いたいかって言うと、iPS細胞が実用化されるようになれば、医療は飛躍的に進歩しそうだから、人間の寿命も長くなるんだろうなって事と、脳内の精神活動(心とか魂とかって言うべきなのかどうかは分からないけど)をネットとかの世界にアップロードできるようになれば、これから書くような事も実際に起こり得るんじゃないかなって事なんだ。
それはこんな感じ。
ちょっぴり疲れた目をした人がこう呟くの。

「もう十分長く生きたなー。寿命が近いし、もうこの身体はいらないや。そろそろネットの世界に上がろうかな・・」

・・みたいな。

うーん、想像が飛躍しすぎかなあ?
でも僕は、それは決して起こり得ない事ではないと思っているよ。
そして多分そう遠くない未来の出来事なのではないかなと思んだ。
技術は加速度的に進歩している。
だからもしかしたら数十年、20年とか30年とかの単位で起こり得るのかもしれない。
もしかしたらもっと早いのかもしれない。

でもその前に死んじゃったら意味ないじゃん・・って思う人もいると思う。
確かにその通りだよね。
でも、もっと科学が進歩すれば、死んだ人の骨とか何かしらの組織からDNAみたいなやつを取り出して、それをもとに何かしらの方法で身体もしくは脳を作り出すとか、そんなの飛び越えて一気に精神活動(面倒なので魂と呼ぶ)をネットの世界にアップロードできるようになるかもしれないじゃん。もちろん死ぬ前の魂や心を持った状態で。

それにタイムマシーンだってできるかもしれない。
相対性理論では未来には行けても過去には戻れないって事になってるけど、宇宙論で有名なホーキング博士はタイムマシーンは実現可能だって言ってるよ。
(学生時代に「ホーキング博士 宇宙を語る」って本を読んだけど、意味がさっぱり分からなかったのを覚えている。でもすごく面白かった)
まあ、相対性理論はおろか、地球が動いているという地動説すら異端だって思われていた時代があるわけで。
もっと前は地球は平べったくて端まで行ったら落ちちゃう・・っていうのが一般常識だったわけでしょ。
だったらこういう話も突拍子のない話ではないのかもしれないじゃん。

話が少し脱線したけど・・

死んだ後に、ふと目が覚めるんだ。
(死んだ後は意識が無いだろうから、感覚的には死んですぐなのかもしれない)
ふと目が覚めて、こう言うの。

「あれ?」・・って。

周りを見渡してみると、なぜか知っている人がたくさんいるわけ。
すでに死んでいるはずの家族や親戚、大切だった友達。
親や兄弟姉妹だけでなくて、おじいちゃんやおばあちゃんもいたりする。

そして、みんなが言うんだ。

「やっと来てくれたね、この世界に。何でもできる、何にでもなれる、どこにだって行ける、この喜びと希望に溢れたネットの世界に」

・・ってさ。


笑いたければ笑っても良いよ。
でも僕はそういう未来が来るって信じてる。
そういう未来を生き生きとイメージできるんだ。



No comments:

Post a Comment