Wednesday, July 29, 2015

新国立競技場をデザインする - 卵ドーム型国立競技場




 はいはーい、みなさんお元気?
 白紙に戻ってしまった新国立競技場のキールアーチを地面の下で支えたかった塩沼哲ですよ。

 東京オリンピックまで、あと5年ですね。もし5年後にこの記事を読んだとしたら何を想うのでしょう。

 さて。新しい国立競技場。

 先のザハ・アディド氏デザインはコストがかかり過ぎるということでしたので、なるべくコストのかからない新しいデザインを考えてみました。
 トップに載せてある画像をご覧のように、できるだけシンプルなデザインにしてあります。
 ザハ氏のデザインが持つキールアーチ構造のように地中でアーチを繋ぐ(引っ張る)必要はありません。競技エリアとそれを取り巻く座席を建設したら、その上に卵の殻をかぶせるだけの非常にシンプルな構造です。
 卵の殻が持っている球面構造の強さを利用していますので、キールアーチ構造のように大がかりな基礎や補強は不要です。力をスムースに伝え、また効率よく分散させますので、台風や地震等で破壊される心配もありません。卵が中にいる赤ちゃんを守ってくれるように、この卵ドーム型国立競技場は、中でプレイする選手や応援している観客たちを守ってくれるのです。
 それだけではありません。この競技場はまた、日本国民としての誇りや尊厳をも守ってくれるのです。

 2020年の東京オリンピック開催に向かって、こういったスタジアムや施設の建設が増えていくのでしょう。そして他にも色々と新しい雇用が生まれていくのだと思います。そして日本経済は活気を取り戻す。
 日本の不景気はどん底の状態を過ぎました。日本経済はこれから良くなっていきます。経済だけでなく、技術の進歩も一気に飛躍するのだと思います。もしかしたら第2次文明開化のようなものが訪れるのかもしれません。
 輝かしい未来がきっと訪れます。そういうのを想像するのは楽しいです。

 これは妄想でしょうか。笑いたい人は笑うと良いのです。

 原発再稼働、集団的自衛権、特定秘密保護法、憲法改正、、、、今現在、日本がどこへ向かっているのかは分かりませんが、否定的で後ろ向きな話題に埋もれて不安な毎日を過ごすのではなく、東京オリンピックのように前向きな話題に積極的に関わりながら、出来る限りポジティブに生きていきたいと思うのです。

 人々の想いが未来を作ります。良い未来も、悪い未来も。そして僕は良い未来を想像します。輝かしい未来を。

 卵の殻を破って新しい命が顔を出すように、この新国立競技場の殻を破って新しい日本が顔を出す。この卵ドーム型国立競技場はそういう想いが込められたデザインなのです。

 ちなみに、殻が破れた場合、補修は新しい卵の殻をかぶせ換えるだけなので、維持費も安くて済みます。



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