Thursday, July 25, 2013

Essay [随想録] - 0001




適当に書こうと思う。

どんな内容になるのか。
自分でも楽しみだ。


パラドックス。

面白いなって思ったやつの中に、「囚人のジレンマ」なんてのがある。
囚人が死刑になってしまう話なので、ちょっぴり不謹慎。
なので戦時中の訓練に話を置き換えたバージョンもある。
他にもバージョンがあるのかもしれない。

内容はこんな感じ。
うる覚えなので間違っていたらご勘弁だお。

「~だお」って何語だったっけ。
かわいい言葉だなって思う。
しょこたん語か。

最近よく見かける「~たん」もかわいいね。
つらたん。おこたん。うれたん。しょこたん。

さて。
話を戻す。

囚人のジレンマ。
こんな話だ。
うる覚えなので間違ってたらご勘弁だお。

デジャブった。
いや・・、こういうのを思考のループって言うのかも?

思考がループして先に進めなくなったら怖いね。
別の事を考えようとしているのに、気付いたらさっきと同じことを考えてる。
うん、怖い。

逆に、ある事を考えようとしているのに、気付いたら全く別のことを考えてる・・ってのも怖いよね。
ふと気付くと、さっきまで考えていたはずの事柄とは脈略の無い全く別の事を考えてる。
思考は途切れてない・・はず。でもどこかで内容が入れ換わった。
それがどこなのか全然分からない。
「あれ?」って思う。

そういうのが何度もあったらさすがに、いずれは自分を見失うんじゃないかって思っちゃうよね。
まともな思考ができなくなって、待っているのは混沌とした思考の世界。
それって多分、精神的な問題で、身体は健康だから死ぬまでずーっとその混沌とした思考の闇の中で生きていくことになる。

そこに自我は存在するのか。
自分はどうなってしまうのか。

生きている状態での自我の消失。
それは想像を絶する恐怖。

・・また話が横道に逸れたね。

で、囚人のジレンマ。

ある刑務所に死刑判決が出た一人の囚人がいたんだって。
その囚人に刑務官が言ったんだ。
「来週、月曜日から金曜日の間のいづれかの日にお前の死刑を執行する。それがいつなのかはお前には分からない。」
それを聞いて囚人は怖くなった。とうとう俺は死ぬのかって。怖くて怖くてしょうがなかった。
色々な事を考えた。

で、ふと思った。
待てよ・・。

まず、死刑は月曜日から金曜日の間のいずれかの日に施行されると言っていた。
でも施行される日は予測できないという。
って事は、金曜日はあり得ないのではないか。
なぜなら、木曜日までに死刑が執行されなければ、金曜日に執行されると分かってしまうからだ。

そうか、って事は俺は長くても木曜日までに死んでしまうわけだ。
生きていられる可能性のある日が1日減ってしまったな。

待てよ・・。
木曜日に死刑が執行されることもあり得ないのではないか?
なぜなら、もし水曜日までに執行されなかったら、金曜日はあり得ないのだから、木曜日に執行されるってことが予測できてしまうからだ。

ああ、また1日減ってしまった。
待て!
ってことは、同じように水曜日に執行されることもあり得ないではないか。
もし火曜日までに施行されなかったら、金曜日と木曜日はあり得ないのだから、残された水曜日に執行されるってことが分かってしまうのだから。

同じように火曜日に執行されることもない。
月曜日に執行されなかったら、金曜日、木曜日、水曜日のいずれもあり得ない以上、火曜日に執行せざるを得ないことが予測できてしまうから。

ってことは月曜日に執行するしかない。
でも、月曜日に執行するしかないってことが分かっているのだから、この日に執行されることもないわけだ!

やったぞ!!結局は俺の死刑は執行できないんだ!!!

囚人は歓喜した。

(o^-')b  いぇーい!

でも結局、死刑は水曜日だか木曜日だか、、忘れちゃったけど、とにかく執行された。
その日の朝に、突然「今日、死刑を執行する」って言われたらしい。
もちろん死刑執行がその日に行われることを囚人が予測することはできなかった。

・・みたいな、話。

興味深いパラドックスだと思う。

なぜこういうことが起きたのか。不思議だね。
考えてみると面白いかもね。

多分、思考がループする。

ではまた。




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